国立感染症研究所が11月10日に更新したインフルエンザの流行マップによると、2023年第44週(10月30日~11月5日)の患者報告数は10万4359人と10万人を超える結果になった。前週(10月23~29日)は9万7292人だった。定点当たりの報告数は21.13(前週は19.68)となった。
11月10日発行の「東京都インフルエンザ情報」では10月30日~11月5日の期間、インフルエンザ定点医療機関からの患者報告数が7086人(前週は8282人)と1200人程度の減少、定点当たり16.99と前週(19.91/定点)よりも若干減少した。定点当たりの患者報告数は、24保健所管内で注意報レベル10.0、警報レベル30.00を上回った保健所管内がなかった。
37都道府県で前週よりも増加
都道府県別での定点当たり報告数は、山梨県(39.63)、埼玉県(34.84)、愛知県(34.62)、長野県(32.89)、福島県(32.66)、愛媛県(30.62)、千葉県(28.78)、佐賀県(28.59)、鳥取県(28.38)、高知県(27.80)、大分県(25.74)、北海道(24.68)、岐阜県(24.49)、兵庫県(23.73)、静岡県(23.30)、香川県(23.04)、福岡県(22.29)、茨城県(21.78)の順。37都道府県で前週の報告数よりも増加し、10都道府県で前週の報告数よりも減少した。11月10日発行の「東京都インフルエンザ情報」では10月30日~11月5日の期間、インフルエンザ定点医療機関からの患者報告数が7086人(前週は8282人)と1200人程度の減少、定点当たり16.99と前週(19.91/定点)よりも若干減少した。定点当たりの患者報告数は、24保健所管内で注意報レベル10.0、警報レベル30.00を上回った保健所管内がなかった。