国立感染症研究所が11月6日に更新したインフルエンザの流行マップによると、2023年第43週(10月23~29日)の患者報告数は9万7292人という結果になった。前週(10月16~22日)は8万1160人だったため、1万人以上の増加だ。定点当たりの報告数は19.68(前週は16.41)となった。
11月6日発行の「東京都インフルエンザ情報」では10月23~29日の期間、インフルエンザ定点医療機関からの患者報告数が8282人(前週は9044人)、定点当たり19.91と前週(21.74/定点)よりも若干減少した。定点当たりの患者報告数は、22保健所管内で注意報レベル10.0、4保健所管内で警報レベル30.00を上回った。
44都道府県で前週よりも増加
都道府県別での定点当たりの報告数は、愛媛県(51.46)、埼玉県(33.08)、山梨県(29.56)、千葉県(29.25)、福島県(28.93)、愛知県(26.35)、兵庫県(24.95)、高知県(23.66)、長野県(23.03)、鳥取県(22.86)、神奈川県(22.80)、静岡県(22.64)、大分県(21.79)、山口県(21.51)、佐賀県(20.62)、福岡県(20.47)、東京都(19.91)の順。44都道府県で前週の報告数よりも増加し、3都道府県で前週の報告数よりも減少した。11月6日発行の「東京都インフルエンザ情報」では10月23~29日の期間、インフルエンザ定点医療機関からの患者報告数が8282人(前週は9044人)、定点当たり19.91と前週(21.74/定点)よりも若干減少した。定点当たりの患者報告数は、22保健所管内で注意報レベル10.0、4保健所管内で警報レベル30.00を上回った。