11月は児童虐待防止推進月間の月。児童虐待防止のシンボルマーク「オレンジリボン」に合わせて神奈川県では自治体が連携して合同オレンジライトアップを実施する。

コスモクロック21もオレンジ色にライトアップ

　毎年11月は社会全体で取り組むべき重要な課題として「オレンジリボン・児童虐待防止推進キャンペーン」の実施月だ。

　より多くの人に児童虐待防止の問題に関心を持ってもらうため、神奈川県では複数の自治体が協力して合同ライトアップを実施する。11月の一定期間、神奈川県庁本庁舎のある横浜市を含めて六つの自治体にある各スポットをオレンジ色にライトアップする。

　横浜市でライトアップされるスポットは神奈川県庁本庁舎と横浜市庁舎、よこはまコスモワールド コスモクロック21。川崎市は川崎市本庁舎、相模原市はウェルネスさがみはら、横須賀市がヴェルニー公園内のティボディエ邸。厚木市はアミューあつぎ、松田町は松田山ハーブ館だ。

　実施日と実施期間は各スポットによって異なる。12～25日は「女性に対する暴力をなくす運動」が実施される期間でもあり、この運動のシンボルカラーであるパープルのライトアップも横浜市と横須賀市、厚木市では行われる予定。4日は全スポットでオレンジライトアップとなる。
 
　ライトアップの目的は、あくまで児童虐待防止やDV防止のためのものだ。オレンジ、またはパープルのライトアップに気がついたら、これらが現代社会にとって大きな課題となっていることを思い出そう。