京浜急行電鉄は、11月25日に土休日ダイヤ、11月27日に平日ダイヤを改定する。

「エアポート急行」の名称を「急行」に変更

　今回のダイヤ改正では、三浦半島や横浜・都心方面へ出かける際に便利なウィング・シートの運行開始時刻を、利用者のニーズに応えて上り方面・下り方面ともに繰上げるとともに、運行間隔の等間隔化（下りは58号以降、上りは55号以降）を行う。
 
　さらに、利用者のライフスタイルに合わせて、イブニング・ウィング14号・16号は従来の8両編成での運行から、「快特」の後ろに連結（４両：Le Ciel トイレ付）して運行する形態に変更し、「金沢文庫行」として運転する（14号は品川駅20時58分発、16号は品川駅21時19分発）。

　また、イブニング・ウィング14号・16号を品川駅1番線からの発車に変更することによって、JR線や都営線からの乗り換えにおける利便性を高める。

　混雑時間帯の利便性向上策としては、特急停車駅において平日朝のラッシュ時間帯における上りの「快特」1本を「特急」に変更する。
 
　平日の朝ラッシュ時間帯ではほかにも、下り「特急」と「急行」各1本の増発を行う。
 
　土休日には、利用の多い夜間時間帯（23時台）に、品川方面・横浜方面への直通列車を各1本増発する。
 
　そのほか、現行の列車種別「エアポート急行」の、「急行」への車両種別名称の変更を行う。なお、車両種別名称の変更にともなう停車駅の変更はない。