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【全力推し活日記5】激戦の地で神席ゲット!~TM NETWORKを追いかけ「清水」へ

暮らし

2023/10/23 18:05

【全力推し活日記5】今回のTM NETWORKのライブレポは、10月22日の清水公演です(本来なら9月24日の予定でしたが諸事情により延期となった振替公演)。TM NETWORKが静岡県でライブを開催するのは、1992年のEXPOツアー以来、なんと31年ぶりとなります。久しぶり静岡!おかえりTM NETWORK!※TM NETWORKとは、小室哲哉さん、宇都宮隆さん、木根尚登さんの3人組音楽ユニットです。

31年ぶりに静岡でライブ。
会場は「清水文化会館マリナート」(筆者撮影)

激戦の地、静岡県!

 今年のツアーは北海道から熊本まで全16公演。友人やSNSのコメントをみていると、なかなかチケットが取れなかった激戦会場は、府中、清水、名古屋、東京の4会場でした。
 
2023年ライブツアー日程キャプション
 
 激戦会場となってしまった理由は三つ。※あくまでも私の考察
(1)初日(府中)と千秋楽(東京)は、平日であっても都内での開催。最初と最後は絶対見たい!という人が多い
(2)名古屋は、土日にも関わらず、平日開催だった昨年と比べキャパが3000席→2500席と500席も減少
(3)清水は、日曜日かつ東名阪から日帰りできる場所なのに、他の会場と比べてキャパが少なかった

 (2)と(3)については、当初まったく予想していませんでした。特に(3)について、友人に話すと「昔から静岡は激戦だよ」とあっさり言われてしまいました。えーーーそうなの!?すみません勉強不足でした。

 ということで、改めて“激戦になる要素”をまとめてみました。
・特別な公演(初日、千秋楽、誕生日、記念日など)
・土・日・祝日の開催
・東名阪から日帰りできる会場
・キャパの小さい会場

 ライブガチ勢からは、「そんなの常識じゃん」と言われてしまいそうですが、私の備忘録として書いておきます。

チケット開封の儀 「キターーーー!」

 基本的にチケットは、公演の約2週間前に郵送で届きます。チケットが届いたら”開封の儀”を執り行います。

<手順>
(1)チケットを神棚に飾ります
(2)二礼二拍手し「どうか良い席でありますように」とお祈り、最後に深く一礼
(3)ふーーっと一息吐き、心を落ち着かせたのち、封筒にハサミを入れます

 ドキドキ………
 ドキドキ………
 「おおおおお!キターーーー!!!」
 「神席、キターーーー!!!」

 『1階 1列目』

 最前列ですよ!最前列!神席と呼ばれる超プレミアムチケットに、思わず「よっしゃーーっ」と両手でガッツポーズです。
 
本日のチケット-1階1列目
(筆者撮影)

 最前列・・・それはTM NETWORKの3人と私の間に隔てるものは何もない、つまり私の愛を思う存分届けることができるという席。ふふふっ。ヤベーーー自然と口角が上がります。

 以前、小室さんは「ステージから最前列の人はよく見えるよ」とおっしゃっていました。3人に見られちゃう、どうしよう。服装は?髪型は?エステは?と一瞬考えるものの、1500人の中の1人だし、まあ、いつも通りでいいかとツアーTシャツ姿で参戦です。

 いつも開演ギリギリでしか着席しないくせに、今日は待ちきれなくて開場と同時にはやばやと入場。着席するだけで心臓がドキドキしているのが分かります。

 ステージとの距離は約1m。近っ!こっちに来たらどうしよう(期待値大)、手を伸ばしたら届きそう(お触り禁止)、毛穴まで見えるかな(見えるわけないから)、においするかな(お巡りさんこの人です!)と待っている間は妄想の嵐。まあ、実際のところTM NETWORKはあまりステージを動き回らないのでそれなりに距離はあるんですけどね。

いよいよ本番スタート

 定刻の18時に会場は暗転。さあライブのスタートです。

 しばらくして3人が登場。その瞬間「ぅきゃーーーーーぁぁぁ」一気にテンションマックス!近い、どうしよう、死ねる、かっこいいと両手で口を押さえ、そのまま後ろにのけ反りながら昇天しそうになるのを必死で堪えます。

 最前列の何がすごいって、なんでもよく見えるところです!宇都宮さんをちらっと見て鍵盤に落とす小室さんの目線(←男前)、サングラス越しでもわかる木根さんの目線(←今私と目があったよね)、スポットライトが当たっていないところでも楽しそうな宇都宮さんの表情(←めっちゃかわいい)。そーゆーのってたまらないですよね。

 宇都宮さんが、ギターのコードを間違えた木根さんを見て笑みを浮かべていたり、一生懸命歌う小室さんを優しい目で見ていたり。本当に”近いは正義”。

 ステージにはLEDスクリーンがあるので、3人のアップが映し出されるのですが、いつも映っているわけではないし、私の見たいポイントと違っていたりするのですが、最前列だったら、いつでも自分の見たいところが見られる!夢のような席なのです。

 あーー、あと二つ眼があれば、かっこいい3人それぞれを余すことなく見ていられるのにー、1人にしか焦点が合わないのが本当にくやしいぃ!

 今日の感想を端的述べるとしたら
・小室さんのコーラスはいつも以上に縦横無尽だった
・宇都宮さんのマイクスタンドさばきが神懸かっていた
・(曲名「DEVOTION」の時の)木根さんのギターがすこぶるかっこよかった
・TM NETWORKが最高だったーーーーーーーー!

 とにかく3人がノリノリで、にこやかで、細部から上機嫌であることが伝わってくるステージは、終演直後に「かっこよかったよねーーー」と思わず友人と抱き合ってしまうほど。

 前回の宇都宮公演がこのツアーのベストステージと思っていたのに、1週間後の清水公演でそれをさらに上回るステージを見せてくれるTM NETWORK。本当にありがとうございます。ファンとして最高の時間を頂き感謝しかありません。

 ひとしきり友人と今日のライブのことを熱く語ってから帰宅したのですが、今だ興奮冷めやらず。高いテンションのままの勢いで深夜にこの記事を書いているので、ちゃんとした文章になっているかちょっと不安です。

 あと最前列を体験して感じたことは、音圧すご過ぎ。LEDスクリーンはほぼ見ず。ライティングはほぼ分からず。音痴でも前の人を気にせず大きな声で歌える。常にアドレナリンが出ているのですべての表現(歓声や手拍子等)が3割増しになる。※あくまでも個人的な意見です

 結果、翌朝にどーーっと疲れが(笑)。でも疲れすら愛しいくらい、昨晩ステージを思い返すだけでこのシアワセはしばらく続きそうです。

神席の確率

 今回の会場となった「清水文化会館マリナート」のキャパは1513席、その内最前列は27席なので、最前列になる可能性は1.8%。つまり100人に2人くらいは最前列という計算になります。そうか2%か…これは狙えない数字じゃないんだな、と自分の想像より高い確率に意味もなく自信を持つ私は前向きな人間です。

 そんな前向きな私に家族が一言。「ねーねー、最前列になる可能性があるってことは、最後列になる可能性も同じくらいあるってことだよ」。

 ほらーー、そんなこと言うから、次の名古屋公演は、5階席のほぼ最後列!最上階が、ご、5階席!?あははははー。初めて聞く階数だけに笑いが止まりません。良い席もあれば悪い席もあるのは当たり前。それでも激戦だった名古屋公演のチケットが当たっただけでも超ラッキー!来週の名古屋もフルスロットルで楽しむぞー!
 

清水のおいしいもの



 この公演に合わせて、清水河岸の市の”みやもと”さんが企画された「Get Wild丼」をいただきました。静岡の名物ばかりがのった海鮮丼は、1650円とお得。どのネタもおいしかったです!静岡県浜松市に本社がある”源氏パイ”がついているのがいいですね。
 
静岡にこだわった「Get Wild丼」
(筆者撮影)

清水散歩


 
拝殿-赤枠部分が「逆さ葵」
(筆者撮影)

 初めての清水ということで、日本平ロープウェイに乗って、徳川家康公ゆかりの日本三大東照宮の一つである久能東照宮へ。色鮮やかで、豪華絢爛な建造物はさすが東照宮!本殿や拝殿には多くの葵の御紋が施されているのですが、逆さまになった「逆さ葵」が3カ所あるそうです。あえて未完成に?なんだかおもしろいですね。(フリーライター:まるたに しず)


■Profile
まるたに しず
都内近郊在住。パソコン周辺機器メーカーで20年以上、広報PR業務に従事。現在「いつまでもいると思うな、“推し”と“親”」をモットーに自分らしく毎日を過ごしています。趣味は、ライブ観賞とスノーボード。最近ダイエットのためキックボクシングを始めました。(Xアカウント:@marutani1974)
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