アンカー・ジャパンは10月16日に、8月から同社が発売するロボット掃除機に搭載する、一部バッテリを対象に実施している回収・交換について、バッテリ搭載製品の対象範囲を、以前は対象に含まれていなかったロボット掃除機や、ポータブル冷蔵庫にも拡大してバッテリの回収・交換を行うと発表した。

対象バッテリーの搭載製品が追加で判明、範囲を拡大

　8月から実施しているバッテリの回収・交換は、製造業者による工程の不具合によって、ロボット掃除機に搭載されている一部のバッテリが発火する場合があったことから行われている。

　今回の対象製品拡大は、原因究明に向けた調査において、発火の可能性がある対象バッテリ搭載製品が追加で明らかになったことによるもので、Eufyロボット掃除機におけるこれまでは対象外だったカラーおよびシリアルナンバーの機種と、ポータブル冷蔵庫「Anker EverFrost」にてバッテリの回収・交換を実施する。

　新たにバッテリ回収・交換の対象となったのは、2023年4月1日～10月15日の期間に購入された、Eufyロボット掃除機「Eufy RoboVac 15C」および「Eufy RoboVac G30」（どちらもホワイトモデル）のうち、オンライン受付フォームにてシリアルナンバーを入力して対象と判別された製品と、2023年4月19日以降に購入されたすべての「Anker EverFrost」ポータブル冷蔵庫（Anker EverFrost Powered Cooler 30、Anker EverFrost Powered Cooler 40、Anker EverFrost Powered Cooler 50、Anker Detachable Battery for Powered Cooler（299Wh））。

　対象機種のバッテリ回収・交換手続きは、専用フォームにて24時間受け付けている。