東京都や青森県、秋田県などの都府県単位、横浜市、札幌市などの市町村単位で、省エネ性能の高いエアコンや冷蔵庫などの対象家電の買い替えにあたり、一定の金額をキャッシュバックやポイント進呈で補助する「省エネ家電買い替えキャンペーン」が実施中だ。大半は、市や町の広報紙とウェブサイトにしか告知されず、条件の良いキャンペーンや人口の多い自治体のキャンペーンは短期間で予算到達、すでに受け付けは終了している。
例えば、神奈川県相模原市の「省エネ機器更新促進補助金(市民用)」は、エアコン、テレビ、照明器具、電気冷蔵庫、電気冷凍庫、電気便座、エコキュート(電気温水器)、石油温水機器、ガス温水機器、ガスコンロ、ガスオーブン、ガスストーブの12品目が対象となる。購入先は市内事業者のみ。また事前登録制となり、第1回は受付終了、第2回の申請期間は11月1日9時~11月30日17時。
もう一つ注意すべき点は、電気冷凍庫(冷凍庫)の扱い。冷蔵庫に冷凍庫を含める場合、冷蔵庫と冷凍庫を分け「冷蔵庫」のみを対象とする場合、両方とも対象とする場合など、やはりまちまちだ。ただし、対象家電であってもキャンペーンごとに定められた「省エネ基準」を満たさない機種は補助の対象とならない。
ちなみに、買い替えに限定しない、山梨県の「やまなし省エネ機器購入応援キャンペーン」は、10月13日から対象品目に「冷凍庫」「テレビ」「電気便座」が加わった。
まずは居住する自治体でキャンペーンが実施されていないかどうか確認し、もし実施中なら活用しよう。予算到達のため早期終了となり、今は利用できない場合、来年度の再実施を期待して購入をしばらく待っても良いかもしれない。キャンペーンが実施されておらず、補助がなくとも、家電選びにあたって、ランニングコストの低減につながる「省エネ性能」は重視すべき要素だ。(BCN・嵯峨野 芙美)
「エアコン」と「冷蔵庫」はどこでも対象 他は自治体による
「省エネ家電買い替えキャンペーン」は、基本的に「買い替え」のみ対象となる。既存の電力消費の多い家電を少ない家電に置き換え、CO2排出量の削減や各家庭の電気代の負担軽減、地域経済の活性化などが目的だ。対象家電は「エアコン」と「冷蔵庫」のみ、「エアコン」「冷蔵庫」「給湯器」「LED照明」の4品目、「エアコン」と「冷蔵庫」にその他の家電を加えた計7~12品目程度と自治体ごとにまちまちだ。また、「市内(県内)事業者のみ」「購入先は問わないが市内事業者は補助金額上乗せ」「購入先問わず一律」と、対象家電の購入先も自治体ごとに異なるので条件や還元方法は必ず事前に確認しよう。例えば、神奈川県相模原市の「省エネ機器更新促進補助金(市民用)」は、エアコン、テレビ、照明器具、電気冷蔵庫、電気冷凍庫、電気便座、エコキュート(電気温水器)、石油温水機器、ガス温水機器、ガスコンロ、ガスオーブン、ガスストーブの12品目が対象となる。購入先は市内事業者のみ。また事前登録制となり、第1回は受付終了、第2回の申請期間は11月1日9時~11月30日17時。
もう一つ注意すべき点は、電気冷凍庫(冷凍庫)の扱い。冷蔵庫に冷凍庫を含める場合、冷蔵庫と冷凍庫を分け「冷蔵庫」のみを対象とする場合、両方とも対象とする場合など、やはりまちまちだ。ただし、対象家電であってもキャンペーンごとに定められた「省エネ基準」を満たさない機種は補助の対象とならない。
ちなみに、買い替えに限定しない、山梨県の「やまなし省エネ機器購入応援キャンペーン」は、10月13日から対象品目に「冷凍庫」「テレビ」「電気便座」が加わった。
まずは居住する自治体でキャンペーンが実施されていないかどうか確認し、もし実施中なら活用しよう。予算到達のため早期終了となり、今は利用できない場合、来年度の再実施を期待して購入をしばらく待っても良いかもしれない。キャンペーンが実施されておらず、補助がなくとも、家電選びにあたって、ランニングコストの低減につながる「省エネ性能」は重視すべき要素だ。(BCN・嵯峨野 芙美)