アマゾンジャパンは10月18日に、安全で迅速かつ効率的な配達を提供する取り組みの一環として、リヤカー付き電動アシスト自転車を活用した商品の配達サービスを開始したことを発表した。

リヤカー付き電動アシスト自転車で配達する商品も置き配設定が可能に

　配達に使用するリヤカー付き電動アシスト自転車は、国内24の都道府県ですでに数百台がデリバリーサービスパートナー（DSP）によって活用されており、今後数年以内に順次配達エリアや台数を拡大する予定となっている。

　Amazon.co.jpにて注文された商品は、全国の物流拠点であるフルフィルメントセンター（FC）から集約され、デリバリーステーション（DS）に届けられた後に独自の配送プログラム「アマゾンロジスティクス」によって、委託先の配送業者を通じて注文者の玄関先に届く。今回、活用が開始されたリヤカー付き電動アシスト自転車は、配送プロセスの最後となる「ラストワンマイル」に用いられる。

　今回のリヤカー付き電動アシスト自転車による配達の開始によって軽バンや運転免許を保有していない人も配達できるようになるほか、温室効果ガスの排出を減らし、より持続可能な配達が実現する。