イオンリテールとイオン少額短期保険は、10月12日からイオンモバイル通信サービスの利用者向けに「スマホ保険」の販売を開始した。

今冬にはイオンカード会員にも拡大予定

　通信サービスは、他社への乗り換えを経験する人が増え、スマホ端末は低価格から高価格帯までと幅広くなり、中古端末の利用も増加している。このように多様なスマホ利用が広がるなか、より多くの人が加入しやすい補償サービスが求められている。

　こうした状況を受け、イオン少額短期保険は、国内で販売される新品や中古のスマホ端末について故障や破損時の修理費用を補償する「スマホ保険」を開発した。まずは、イオンリテールが提供するMVNOサービス「イオンモバイル」限定で取り扱いを開始し、今冬にはイオンカード会員向けに取り扱いを拡大していく。

　保険は手続きが面倒だというイメージがあるが、「スマホ保険」では「イオンモバイル」利用者なら顧客情報との連携により、保険加入時の情報入力の手間が省略されるため、簡単・便利に利用することができる。保険加入時に重視される保険料は月々100円から、盗難や紛失補償オプションを追加しても月々150円からと、業界全体でみても利用しやすい金額設定となっている。
 
　保険金請求時には、メーカー修理だけでなく、ショッピングモール内や路面店の“スマホ修理店”で修理した時の領収書や、壊れたスマホの画像などの必要情報をマイページ上にアップロードするのみで完了し、面倒な書面でのやり取りは必要ない。