楽天がおすすめする「タイパ」重視のポイ活とは?

 2022年新語大賞にも選出された「タイムパフォーマンス(タイパ)」。日常生活で効率化が重視されるなかで、費用対効果を表す「コストパフォーマンス(コスパ)」の概念に加えて、時間あたりの生産性を重視する「タイパ」という考え方が注目されている。楽天グループが行った楽天ユーザー1万30人を対象とした「ポイ活に対する意識調査」によると、「ポイ活において『タイパ』を意識している」と回答した人は59.1%に達し、約6割の人がポイ活でも「タイパ」を意識していることが判明した。

アンケートに回答した楽天ユーザーの
約6割がポイ活でも「タイパ」を意識

多くの人がポイ活を生活の中に取り入れている

 一方で、現在どのようなポイ活をしているかを聞いたところ、「キャンペーンやアプリでコツコツ貯めている」が最も多く63.4%で、実際はコツコツ型のポイ活をしている人が多いことがうかがえる。次いで「買い物など日々の生活の中で自然に貯める」が14.3%、「主に還元率の高い、コスパの良いポイ活のみ」(6.0%)、「経済圏をまとめ一つのポイントを貯めている」(5.9%)が続き、ポイ活に特別な時間や労力を費やさず、自然にポイントを貯めることで「タイパ」を意識している人も増えているようだ。
 
ポイ活をやっていないと回答した人は4.1%と低く、
多くの人がポイ活を生活の中に取り入れている

 また、今後挑戦してみたいポイ活についても、「アンケートなど毎日コツコツ貯めるポイ活」が33.2%と最も高く、コツコツ型のポイ活が根強い人気を見せるなか、「還元率・コスパが良いキャンペーンへの参加」(32.4%)や「エントリー不要で参加できるポイ活」(26.7%)など効率の良いポイ活への関心が高いといえるだろう。「健康アプリなど、『ながら』でできるポイ活」(30.7%)といった、お金をかけず健康管理をしながらポイントが貯められたり、「毎月の固定費を活用したポイ活」(18.7%)のように、定期的に支払いが発生するもので着実にポイ活をしたいという意向も高かった。

 そのほか「カードや口座連携でさらにお得になるポイ活」(12.4%)、「経済圏をまとめ、貯めるポイントを一本化」(10.8%)など、すでに活用しているサービスを軸に時間や労力をかけない「タイパ」ポイ活への関心も高まっている。今回の調査結果により、多くの人がポイ活で「タイパ」を意識する一方、実際にはまだまだコツコツ型のポイ活を実践している人が多く、より自分に合ったポイ活のあり方を検討している人が多いことがわかった。

ポイ活にもタイパの視点を!

 「楽天ポイント」をもち、日本の共通ポイント市場をけん引する楽天グループでは、コツコツ型のポイ活(「楽天インサイト」「Super Point Screen」、「Rakuten Pasha」など)や、ながらポイ活(「楽天ヘルスケア」「楽天チェック」「楽天ウェブ検索」など)も数多く提供しているが、より時間あたりの生産性が高い、「タイパ」ポイ活が実現できる楽天グループのフィンテックサービス・プログラムとして、「楽天ペイ」「楽天キャッシュによる投信積立」「マネーブリッジ」を挙げた。
 
今後やってみたいポイ活の上位に
「コスパのいいキャンペーンの参加」
や「ながらポイ活」が入る

 楽天ペイメントが提供するスマートフォン(スマホ)決済サービス「楽天ペイ」は、認知度アップに向け、さまざまなキャンペーンを実施している。「楽天ペイ」アプリでは、決済ごとに支払い方法を設定できるので、「5と0のつく日はポイント払いの日 2%還元キャンペーン」に毎月エントリーのうえ、末尾に5と0のつく日は楽天ポイントで、その他の日は楽天カードや現金からチャージしたオンライン電子マネー「楽天キャッシュ」で支払うとお得だ。
 
楽天ペイ(アプリ決済)のポイント還元率は最大1.5%。
ポイント払いでも常時1.0%還元となる。

 毎月一定額の投資信託を自動的に購入する「楽天キャッシュを利用した投信積立」では、一度設定すれば、継続的に毎月決まった額を積み立てられるので、自分で毎月、銘柄を選んだり、購入したりする時間や手間の節約になる。楽天カードから楽天キャッシュへのオートチャージにも対応しており、従来の「楽天カード」クレジット決済と併用すると毎月最大10万円(5万円+5万円)を楽天証券で積み立て可能だ。

 ちなみに、毎月10万円(「楽天カード」クレジット決済・「楽天キャッシュ」決済(楽天カードからのチャージ)、各5万円分)の投資をする場合、年会費永年無料の楽天カードでは500円分、楽天ゴールドカードでは625円分、楽天プレミアムカードでは750円分のポイントを獲得でき、得たポイントを投資信託の購入代金に充当すれば資産運用のリスクは減っていく。
 
2024年1月開始の新NISA制度では年間投資額が大幅に拡大。
楽天証券なら、年間120万円のつみたて投資枠を国内で唯一、
全額キャッシュレスで積み立てられる

 「マネーブリッジ」は、楽天銀行と楽天証券の両方の口座を持っていれば、誰でも無料で申し込みができる両社の口座連携サービス。設定が完了すると、両口座間で自動で資金移動ができるスイープ機能が利用でき、楽天証券での取引時の入金(不足金を「楽天銀行」の預金残高から自動入金)を毎回自身で行わずに済むため、時間や労力をかけずにシームレスな取引ができる。また、「マネーブリッジ」に登録すると、楽天銀行の普通預金に300万円以下の場合は年0.10%(税引後年0.079%)、300万円超の場合は、年0.04%(税引後年 0.031%)の優遇金利が適用されるため、大手銀行に預けっぱなしの場合と比較して利息分だけお得になる。
 
「マネーブリッジ」の設定で楽天銀行の
円普通預金の金利がアップする

 「タイパ」重視のポイ活をすべて実施すると(今回の記事内で取り上げなかったフィンテックサービス・それらを使ったお得術を含む)、楽天グループの試算では、1か月あたり8035ポイント、年間ではなんと2万5415ポイントも貯まる計算という。それぞれ、決済方法を統一したり、購入前の一手間をマイルール設定するなどわずかな作業が必要となるが、コツコツとポイ活するよりも大きなポイントを得ることができ、生活費の実質負担の軽減につながるだろう。
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