【デジタルな仕事でスローな八ヶ岳暮らし・2】みなさんこんにちは。第2回の今回は、「移住の前にワーケーションを体験してみない?」という内容です。「八ヶ岳に移住したい!」と、最近は地方移住に興味を持つ人から相談を受けることが増えてきました。でも、全員が一歩を踏み出せるわけではないみたい。やっぱり、いきなり移住を決めちゃうのはハードル高いですもんね。
・移住して今の仕事を続けられるのか? 移住先で収入を得られるか不安
・移住先の住宅事情や地域の雰囲気など日々の暮らしが分からなくて不安
・(子どもがいる人は)子育て事情、特に教育関連がわからなくて不安
まあ、そうでしょうとも。住んだことのない土地に引っ越そうと思えば、いろいろ心配ごとがあって当然です。
このあたりは、地域によってだいぶ事情が異なります。それに同じ環境でも受け止め方も人それぞれですよね。なので、ブログなどのコメントだけ読んで「よし! 八ヶ岳なら移住しても大丈夫!」と決めつけるのも危険なことです。
でも、実はリモートワークで働いている人ならちょっと一歩踏み出すだけ。思っているよりずっと簡単なんです。
Zoomなどのビデオ会議も個室ブースがあるから安心です。施設によっては外付けモニターも使えるのでオフィスより快適かもしれませんよ。
・富士見 森のオフィス(長野県富士見町)
・神社の杜のワーキングプレイス8MATO(山梨県北杜市)
・長坂コワーキングスペース(山梨県北杜市)
・ヒュッゲの森 Hostel & Workplace(山梨県北杜市)
せっかく八ヶ岳まで来てもらうなら、やはり1日は八ヶ岳の自然や食文化を体験してもらいたいですからね。例えば、こんな2泊3日ワーケーションはどうでしょう。
ビデオ会議や資料作成、メール対応など普段と同じように仕事をすることができますよ。緑に囲まれたコワーキングスペースで森の景色を眺めながら、ちょっとコーヒーブレイク。自然と心もリフレッシュして集中力も高まりますね。
準備ができたら仕事スイッチON。夜や週末に仕事を持ち越さないように、自分に締め切りを設定していきましょう。昔から文豪が旅館に缶詰になって執筆しているように、環境を変えて締め切りを設定すると案外仕事も早く片付くものです。
現地で実際に働き暮らしている人と交流することで、より詳しい情報を得ることもできます。例えば仕事での東京への移動や、子どもの教育、医療体制など。なかなかインターネットだけでは得にくいリアルな暮らしも、直接話すことでイメージを深めることができますよ。
次回からは八ヶ岳暮らしのリアル、ワーケーションや地方移住について詳しくお話ししていきますね。あなたの働き方、暮らし方がハッピーでありますように!(TMR・玉利裕重)
仕事は?暮らしは?子育ては?地方移住って心配ごとが多いもの
「移住を夢見ているんだけど心配ごとがあって一歩踏み出せない……」という人に理由を聞いてみると、こんな理由が多いですね。・移住して今の仕事を続けられるのか? 移住先で収入を得られるか不安
・移住先の住宅事情や地域の雰囲気など日々の暮らしが分からなくて不安
・(子どもがいる人は)子育て事情、特に教育関連がわからなくて不安
まあ、そうでしょうとも。住んだことのない土地に引っ越そうと思えば、いろいろ心配ごとがあって当然です。
移住してから「思っていたのと違う」なんて悲しいですよね
幸いなことに、僕の周囲では「ああ八ヶ岳なんかに移住するんじゃなかった」と後悔している人はまだ見かけていません。でも、世間のニュースでは移住後のミスマッチなんて記事もよく見かけますよね。例えば、地域の人間関係が思っていたより濃厚で重苦しいとか、ちょっとした移動が全て車なので生活コストが想像以上に大きかったとか。このあたりは、地域によってだいぶ事情が異なります。それに同じ環境でも受け止め方も人それぞれですよね。なので、ブログなどのコメントだけ読んで「よし! 八ヶ岳なら移住しても大丈夫!」と決めつけるのも危険なことです。
まずはワーケーションで八ヶ岳を体験してみない?
そこで、八ヶ岳移住を考えているなら、まずはワーケーションで訪れてみませんか、という提案です。週末観光で訪れたくらいでは、リアルな生活が体験できないもの。だけど、ワーケーションで平日働いてみると見えることもあるはずです。ワーケーションって思っているより簡単で快適です
「ワーケーションなんてやったことないし……」という人もいるかもしれませんね。ワーケーションっていうと、何となくITエンジニアとかフリーランスとか限られた仕事の人がゴージャスなリゾート地で過ごしているってイメージもありますしね。でも、実はリモートワークで働いている人ならちょっと一歩踏み出すだけ。思っているよりずっと簡単なんです。
八ヶ岳には便利なコワーキングスペースもたくさんある
八ヶ岳には、快適に働けるコワーキングスペースがたくさんあるんです。もちろん電源、Wi-Fiも完備。オフィスと同じように集中して働くことができますよ。僕のお気に入りをいくつか紹介しますね。Zoomなどのビデオ会議も個室ブースがあるから安心です。施設によっては外付けモニターも使えるのでオフィスより快適かもしれませんよ。
・富士見 森のオフィス(長野県富士見町)
・神社の杜のワーキングプレイス8MATO(山梨県北杜市)
・長坂コワーキングスペース(山梨県北杜市)
・ヒュッゲの森 Hostel & Workplace(山梨県北杜市)
例えばこんな八ヶ岳ワーケーションはいかがですか?
おすすめなのは木・金・土曜日とか日・月・火曜日など、週末を絡めた2泊3日のワーケーションです。せっかく八ヶ岳まで来てもらうなら、やはり1日は八ヶ岳の自然や食文化を体験してもらいたいですからね。例えば、こんな2泊3日ワーケーションはどうでしょう。
1日目(木曜日)は朝イチで移動。10時から仕事開始です
新宿駅から7時ちょうどのあずさ1号に乗ります。9時前には小淵沢駅に到着。レンタカーを借りてコワーキングスペースへ向います。のんびり移動しても10時前には仕事開始です。ビデオ会議や資料作成、メール対応など普段と同じように仕事をすることができますよ。緑に囲まれたコワーキングスペースで森の景色を眺めながら、ちょっとコーヒーブレイク。自然と心もリフレッシュして集中力も高まりますね。
2日目(金曜日)は八ヶ岳の早朝を楽しむ
仕事前の時間を有効に楽しみましょう。早朝森を散歩してカフェでゆっくり朝食をとってください。朝ヨガ体験ができる施設もありますよ。準備ができたら仕事スイッチON。夜や週末に仕事を持ち越さないように、自分に締め切りを設定していきましょう。昔から文豪が旅館に缶詰になって執筆しているように、環境を変えて締め切りを設定すると案外仕事も早く片付くものです。
3日目(土曜日)はめいっぱい八ヶ岳を楽しんで
土曜日は朝からめいっぱい八ヶ岳を楽しみましょう。現地に宿泊していれば、朝から渋滞知らずで動けます。秋は毎週末どこかでイベントをやっているので、観光地巡りも楽しいですよ。暑さも落ち着いているので、ハイキングやキャンプなどのアウトドア遊びにもいい季節ですね。地域起業家やリモートワーカーと交流できるメリットも
移住前のワーケーションがおすすめの理由はもう一つ。コワーキングスペースでの交流です。八ヶ岳には、フリーランスやスモールビジネス起業家が多いんです。リモートワーク移住者もたくさんいます。現地で実際に働き暮らしている人と交流することで、より詳しい情報を得ることもできます。例えば仕事での東京への移動や、子どもの教育、医療体制など。なかなかインターネットだけでは得にくいリアルな暮らしも、直接話すことでイメージを深めることができますよ。
これからも八ヶ岳暮らしのリアルをお届けしていきます!
コロナ禍以降「新しい働き方。暮らし方」を望んでいる人も増えていると思います。この記事がそんな人の参考となって、一歩踏み出す人が増えたら嬉しいな、と思っています。次回からは八ヶ岳暮らしのリアル、ワーケーションや地方移住について詳しくお話ししていきますね。あなたの働き方、暮らし方がハッピーでありますように!(TMR・玉利裕重)