【全力推し活日記3】大ヒット上映中「劇場版シティーハンター」を二度観てきたよ
【全力推し活日記3】 私の推しはTM NETWORK(小室哲哉さん、宇都宮隆さん、木根尚登さんの3人組音楽ユニット)です。その推しが、「映画館で、”劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)”を観てね」と言うので、この依頼に応えるべく、シティーハンターの聖地である新宿の映画館にやってきました。
TM NETWORKと言えば「Get Wild」。また「Get Wild」と言えばシティーハンターやネットミームになっている「Get Wild退勤」を連想する人も多いかと思います。TM NETWORKを語る上で欠かすことのできない「Get Wild」が、1987年以来ずっと愛され続けられているのは、シティーハンターのおかげです。←あくまでも個人的見解ですが言い切ります。シティーハンターありがとう。
小室さんは「Get Wild」のことを「一人歩きをしてくれる親孝行な曲」と言っており、X(旧Twitter)でも頻繁にトレンド入りしいろいろなところに波及していく様は、ファンとしても「うちのGet Wildちゃん、とてもできる子なんですのよ、おほほほ」と自慢したくなります。
そうそう、自慢と言えば、4月8日は何の日か知っていますか?そう『Get Wild」の日』です。
1987年のこの日に「Get Wild」がリリースされました。2017年には、「Get Wild」が36バージョンも収録されたアルバム「GET WILD SONG MAFIA」がギネス世界認定され、23年には、日本記念日協会によって『Get Wild」の日』が正式に認定されました!ね。うちのGet Wildちゃん、すごいでしょ。
さらに、映画の中でもチラッとTM NETWORKが登場し、そう!登場していたんです!そりゃーそうですよね。イラストになっているんですから、映画本編に出てきてもおかしくないのに、一度目の鑑賞では1mmも気づかなかった私。帰りの電車の中で見たSNSでこの情報を知り、「えーー、一番見逃しちゃダメなやつやん!」とかなりショックを受けて帰宅したのを覚えています。
私ってファン失格だなぁと反省すること約3週間。二度目の今日は、リベンジと言わんばかり目を見開いて集中。しっかり動いている3人をこの目でとらえることに成功!これでファンとしてのメンツもなんとか死守できたはず。満足、満足。
そして最大のコラボは”音楽”。これが一番大事!なんと劇中ではTM NETWORK関連の楽曲が6曲も使われているのです。ライブが大好きな私にとって大音響で聴くTMサウンドはもう最高!(心の中で)ノリノリで腕を振り上げて応援してしまうのです。
(3)「DEVOTION」-お互いに支えあう主人公の冴羽リョウと相棒の槇村香にむけた曲
(4)「君の空をみている」-キネバラ(木根さんが作曲したバラード)宇都宮さんの声のエモさを感じる曲
(5)「Angie」-映画のキーパーソンとして登場するアンジーの名前がタイトルになっている曲
どれも名曲ばかりで、何度聴いてもテンションが上がります。
9月23日からバリアフリーの上映が始まった「シティーハンター」。できれば歌詞がスクリーンに表示される字幕上映の映画館で観たかったのですが、残念ながら時間が合わず、“字幕メガネ”をレンタルしている映画館で観ることにしました。
なお、この“字幕メガネ”は、視覚や聴覚に障害がある人たちも楽しめるようにと字幕や音声ガイドに対応したバリアフリー映画の専用品で、誰でも無償でレンタルできます。
初めて“字幕メガネ”を使ったのですが、装着する前はちゃんと観れるかな?と心配でしたが、あまりの簡単さに拍子抜けしました。利用者はメガネをかけるだけ。付属のマイクが映画の音をキャッチして同期をとるので、映画が始まると勝手にメガネに字幕が表示されます。※“字幕メガネ”の詳細については、“映画みにいこ!”で検索
メガネに表示される歌詞。聞き取れる簡単な歌詞ではあるけど、耳だけでなく、目からも歌詞が入ってくることで一層深く没入できて、一度目より感動も増し増しでした。おかげで「Angie」の曲が流れるシーンは私の一番のお気に入りとなりました。
「シティーハンター」は日本テレビ系列で月曜の19:00~放送されており、主人公の冴羽リョウを見てかっこいいよなぁと思った時に流れてくる曲が「Get Wild」で、しばらくしてからイケメン3人グループの曲だと知りました。
「Get Wild」と同じタイミングでTM NETWORKの人気も出てきたので、当時私のように「シティーハンター」がきっかけでTM NETWORKを知ったという人も多かったと思います。
令和の今だったら、TM NETWORKは知らなくても、X(旧 Twitter)で頻繁にトレンド入りする”Get Wild”や”Get Wild退勤”なら知っているという人も多いはず。そんな人はネクストステージへ。60歳過ぎのイケオジ3人グループのTM NETWORKも知ってもらえると、とてもうれしいです。
※オープニング曲=OP/エンディング曲=ED
1987年 TVアニメ「シティーハンター」-ED 「Get Wild/TM NETWORK」
1988年 TVアニメ「シティーハンター2」-後期ED 「STILL LOVE HER/TM NETWORK」
1989年 TVアニメ「シティーハンター3」-OP 「RUNNING TO HORAIZON/小室哲哉」
2019年 劇場版「シティーハンター 新宿プライベート・アイズ」-ED 「Get Wild/TM NETWORK」
2023年 劇場版「シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)」-OP 「Whatever Comes/TM NETWORK」&ED 「Get Wild/TM NETWORK」
改めてリスト化すると、TM NETWORKとシティーハンターはまさに相思相愛。今回のがっつりコラボも成るべくして成った感じがわかります。
すみません、ここで1989年の思い出話を少し。
「シティーハンター3」のOPで採用された小室さんのソロデビューシングル曲「RUNNING TO HORAIZON」。当時リリース前にどこよりも早くアニメ放送で聴けるとあって、私はテレビの前を陣取り、第1話の放送を今か今かと待っておりました。19時になりテレビから流れてきた曲に「ん?これ?小室さんの声?なんじゃこりゃ!」と戸惑う私。初めて聴く推しの歌声に、慌ててTM NETWORKファンの友達に「ね!聞いた?!あれ本当に小室さんの声?!」と電話で確認したことを覚えています。
この89年10月15日に受けた『小室さんの歌声(通称:モスキートボイス) 』という洗礼は、大変に衝撃的なものでした。唯一無二といいますか、言葉の頭に小さい”ぅ”を多用するとても特徴的な歌声は非常に中毒性が高く、気がついたらこのモスキートボイスの虜になっていました。
ぅあれから34年が経ち、ぅライブでも随所に披露される、ぅこのモスキートボイスのコーラスに、ぅ私はいつも気持ちが抑えきれず、ぅカワイイと身もだえるヤバイやつになってしまうのでした。←完全沼落ち
と、いうことでぜひ機会があれば、TM NETWORKだけじゃなく小室哲哉さんのソロ曲も聞いてみてください。
【全力推し活日記】の3回目は、ライブのレポではなく、映画のお話でした。思ったより長文となりましたが、ここまで読んで頂きありがとうございます。次回は通常通りライブのレポの予定です。
― 新宿散歩 ―
映画公開を記念して8月末~9月10日まで、JR新宿駅の東改札外スペースに伝言板が設置されていました(現在はありません)。ポケベルや携帯電話の普及で消え去った伝言板、懐かしいですね。
「XYZ…メンバーとスタッフが、40thツアーを無事に完走できますように」
※シティーハンターの中では、伝言板にXYZと書いて、冴羽リョウに仕事の依頼をします
― おまけ ―
2021年には宝塚歌劇 雪組公演にて、ミュージカル『CITY HUNTER』―盗まれたXYZ―が興行されました。ここでも「Get Wild」が演奏され、華やかな「Get Wild」を聴かせて頂きました。また再演してほしいなぁ。(フリーライター・まるたに しず)
■Profile
まるたに しず
都内近郊在住。パソコン周辺機器メーカーで20年以上、広報PR業務に従事。現在「いつまでもいると思うな、“推し”と“親”」をモットーに自分らしく毎日を過ごしています。趣味は、ライブ観賞とスノーボード。最近ダイエットのためキックボクシングを始めました。
「Get Wild」はTM NETWORKの代名詞
現在TM NETWORKはライブツアーの真っ最中(全国12会場16公演)。偶然にも、ツアーの初日と映画の公開日が重なったこともあり、さらに「映画とライブのどっちも観ると、どっちもより楽しめるよ」と、何度も観るように推しが勧めるので、公開初日の9月8日に続いて、9月27日の今日は二度目。同じ映画をそれも同じ映画館で二度も観るなんて、私の人生で初めての体験です!TM NETWORKと言えば「Get Wild」。また「Get Wild」と言えばシティーハンターやネットミームになっている「Get Wild退勤」を連想する人も多いかと思います。TM NETWORKを語る上で欠かすことのできない「Get Wild」が、1987年以来ずっと愛され続けられているのは、シティーハンターのおかげです。←あくまでも個人的見解ですが言い切ります。シティーハンターありがとう。
小室さんは「Get Wild」のことを「一人歩きをしてくれる親孝行な曲」と言っており、X(旧Twitter)でも頻繁にトレンド入りしいろいろなところに波及していく様は、ファンとしても「うちのGet Wildちゃん、とてもできる子なんですのよ、おほほほ」と自慢したくなります。
そうそう、自慢と言えば、4月8日は何の日か知っていますか?そう『Get Wild」の日』です。
1987年のこの日に「Get Wild」がリリースされました。2017年には、「Get Wild」が36バージョンも収録されたアルバム「GET WILD SONG MAFIA」がギネス世界認定され、23年には、日本記念日協会によって『Get Wild」の日』が正式に認定されました!ね。うちのGet Wildちゃん、すごいでしょ。
シティーハンターとコラボしたTM NETWORK
今回映画公開に合わせて、なんとシティーハンターの制作会社であるサンライズさんが、シティーハンター風のタッチで3人のイラストを書き下ろしてくださいました!このイラストはCDジャケットにも起用されており、まるでTM NETWORKの新しい宣伝素材のよう。他にもこのイラストのアクリルスタンドがグッズ化され、ファンの間で話題になっていました。さらに、映画の中でもチラッとTM NETWORKが登場し、そう!登場していたんです!そりゃーそうですよね。イラストになっているんですから、映画本編に出てきてもおかしくないのに、一度目の鑑賞では1mmも気づかなかった私。帰りの電車の中で見たSNSでこの情報を知り、「えーー、一番見逃しちゃダメなやつやん!」とかなりショックを受けて帰宅したのを覚えています。
私ってファン失格だなぁと反省すること約3週間。二度目の今日は、リベンジと言わんばかり目を見開いて集中。しっかり動いている3人をこの目でとらえることに成功!これでファンとしてのメンツもなんとか死守できたはず。満足、満足。
そして最大のコラボは”音楽”。これが一番大事!なんと劇中ではTM NETWORK関連の楽曲が6曲も使われているのです。ライブが大好きな私にとって大音響で聴くTMサウンドはもう最高!(心の中で)ノリノリで腕を振り上げて応援してしまうのです。
オープニング曲
(1)「Whatever Comes」-36年越し?の念願のオープニング曲。ストーリーを読み込んだ小室さんが、1音1音、時間をかけて制作した曲劇伴曲
(2)「RUNNING TO HORIZON」-TVアニメ「シティーハンター3」のオープニング曲(3)「DEVOTION」-お互いに支えあう主人公の冴羽リョウと相棒の槇村香にむけた曲
(4)「君の空をみている」-キネバラ(木根さんが作曲したバラード)宇都宮さんの声のエモさを感じる曲
(5)「Angie」-映画のキーパーソンとして登場するアンジーの名前がタイトルになっている曲
エンディング曲
(6)「Get Wild」-確固たる地位を築き、今でも愛され続けている完成度の高い神曲=できる子ちゃんどれも名曲ばかりで、何度聴いてもテンションが上がります。
バリアフリー映画専用の“字幕メガネ”を初体験
実は、二度映画館に足を運んだ理由がもう一つあって、劇伴曲「Angie」の歌詞を深く味わいたかったから。小室さんが作った「Angie」の曲に合わせて監督が映像を制作したと聞き、しっかりと歌詞を噛みしめたかったのです。9月23日からバリアフリーの上映が始まった「シティーハンター」。できれば歌詞がスクリーンに表示される字幕上映の映画館で観たかったのですが、残念ながら時間が合わず、“字幕メガネ”をレンタルしている映画館で観ることにしました。
なお、この“字幕メガネ”は、視覚や聴覚に障害がある人たちも楽しめるようにと字幕や音声ガイドに対応したバリアフリー映画の専用品で、誰でも無償でレンタルできます。
初めて“字幕メガネ”を使ったのですが、装着する前はちゃんと観れるかな?と心配でしたが、あまりの簡単さに拍子抜けしました。利用者はメガネをかけるだけ。付属のマイクが映画の音をキャッチして同期をとるので、映画が始まると勝手にメガネに字幕が表示されます。※“字幕メガネ”の詳細については、“映画みにいこ!”で検索
メガネに表示される歌詞。聞き取れる簡単な歌詞ではあるけど、耳だけでなく、目からも歌詞が入ってくることで一層深く没入できて、一度目より感動も増し増しでした。おかげで「Angie」の曲が流れるシーンは私の一番のお気に入りとなりました。
きっかけは「シティーハンター」
今更ですが、私が初めてTM NETWORKに触れたのは、TVアニメ「シティーハンター」(放送:1987年4月~88年3月)でした。「シティーハンター」は日本テレビ系列で月曜の19:00~放送されており、主人公の冴羽リョウを見てかっこいいよなぁと思った時に流れてくる曲が「Get Wild」で、しばらくしてからイケメン3人グループの曲だと知りました。
「Get Wild」と同じタイミングでTM NETWORKの人気も出てきたので、当時私のように「シティーハンター」がきっかけでTM NETWORKを知ったという人も多かったと思います。
令和の今だったら、TM NETWORKは知らなくても、X(旧 Twitter)で頻繁にトレンド入りする”Get Wild”や”Get Wild退勤”なら知っているという人も多いはず。そんな人はネクストステージへ。60歳過ぎのイケオジ3人グループのTM NETWORKも知ってもらえると、とてもうれしいです。
「シティーハンター」に採用されたTMの名曲たち
「Get Wild」以外でも、これまでのシティーハンターシリーズで採用されたTM NETWORK関連の曲は次のようにいっぱいあります。※オープニング曲=OP/エンディング曲=ED
1987年 TVアニメ「シティーハンター」-ED 「Get Wild/TM NETWORK」
1988年 TVアニメ「シティーハンター2」-後期ED 「STILL LOVE HER/TM NETWORK」
1989年 TVアニメ「シティーハンター3」-OP 「RUNNING TO HORAIZON/小室哲哉」
2019年 劇場版「シティーハンター 新宿プライベート・アイズ」-ED 「Get Wild/TM NETWORK」
2023年 劇場版「シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)」-OP 「Whatever Comes/TM NETWORK」&ED 「Get Wild/TM NETWORK」
改めてリスト化すると、TM NETWORKとシティーハンターはまさに相思相愛。今回のがっつりコラボも成るべくして成った感じがわかります。
すみません、ここで1989年の思い出話を少し。
「シティーハンター3」のOPで採用された小室さんのソロデビューシングル曲「RUNNING TO HORAIZON」。当時リリース前にどこよりも早くアニメ放送で聴けるとあって、私はテレビの前を陣取り、第1話の放送を今か今かと待っておりました。19時になりテレビから流れてきた曲に「ん?これ?小室さんの声?なんじゃこりゃ!」と戸惑う私。初めて聴く推しの歌声に、慌ててTM NETWORKファンの友達に「ね!聞いた?!あれ本当に小室さんの声?!」と電話で確認したことを覚えています。
この89年10月15日に受けた『小室さんの歌声(通称:モスキートボイス) 』という洗礼は、大変に衝撃的なものでした。唯一無二といいますか、言葉の頭に小さい”ぅ”を多用するとても特徴的な歌声は非常に中毒性が高く、気がついたらこのモスキートボイスの虜になっていました。
ぅあれから34年が経ち、ぅライブでも随所に披露される、ぅこのモスキートボイスのコーラスに、ぅ私はいつも気持ちが抑えきれず、ぅカワイイと身もだえるヤバイやつになってしまうのでした。←完全沼落ち
と、いうことでぜひ機会があれば、TM NETWORKだけじゃなく小室哲哉さんのソロ曲も聞いてみてください。
最後に
先日、映画の大ヒット御礼ということで、10月7日に新宿での舞台挨拶に小室さんが登壇するという発表がありました。現在そのチケットの抽選申し込み中(エントリー期間:~10月4日11:00まで)。当たったら喜んでまた新宿に観に行きます!どうか当たりますように。【全力推し活日記】の3回目は、ライブのレポではなく、映画のお話でした。思ったより長文となりましたが、ここまで読んで頂きありがとうございます。次回は通常通りライブのレポの予定です。
― 新宿散歩 ―
映画公開を記念して8月末~9月10日まで、JR新宿駅の東改札外スペースに伝言板が設置されていました(現在はありません)。ポケベルや携帯電話の普及で消え去った伝言板、懐かしいですね。
「XYZ…メンバーとスタッフが、40thツアーを無事に完走できますように」
※シティーハンターの中では、伝言板にXYZと書いて、冴羽リョウに仕事の依頼をします
― おまけ ―
2021年には宝塚歌劇 雪組公演にて、ミュージカル『CITY HUNTER』―盗まれたXYZ―が興行されました。ここでも「Get Wild」が演奏され、華やかな「Get Wild」を聴かせて頂きました。また再演してほしいなぁ。(フリーライター・まるたに しず)
■Profile
まるたに しず
都内近郊在住。パソコン周辺機器メーカーで20年以上、広報PR業務に従事。現在「いつまでもいると思うな、“推し”と“親”」をモットーに自分らしく毎日を過ごしています。趣味は、ライブ観賞とスノーボード。最近ダイエットのためキックボクシングを始めました。