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Z世代の約6割が「いずれ転職したい」、一方で「起業したい」は3割未満

時事ネタ

2023/10/01 15:00

 パーソルホールディングスは9月27日に、同社が公表した「はたらく」を考える全国の就業者データベース「はたらく定点調査」の結果を、「Z世代」を切り口に紹介している。同調査は、15~69歳の本業または副業で働いている男女10万人に対して、3月に実施された。

Z世代では「(いずれ)転職したい」回答が
他の世代より多い6割近くに

休暇は誕生日や記念日など個人的な目的で取得

 調査結果によれば、Z世代の転職志向は「(いずれ)転職したい」が58.4%に達しており、他の世代と比較してもっとも高い割合となっている。
 
Z世代の起業志向は3割未満に留まる

 一方で起業志向では、「(いずれ)起業したい」という回答は28.1%に留まった。
 
Z世代は働く上で
「休暇の取りやすさ」をあまり重視せず

 働く上で重視していることを尋ねた質問に対して、「休暇の取りやすさ」を挙げたZ世代は36.3%に留まり、他の世代と比較して2番目に低い結果となっている。
 
Z世代は他の世代よりも
個人的な目的での休暇利用が多いことが明らかに

 休暇の利用方法としては、Z世代では「趣味のため」「自分の誕生日や記念日のため」「家族の誕生日や記念日のため」を挙げる回答が他の世代と比較してもっとも多く、より個人的な目的で取得していることがわかった。
 

「プレゼントのためのお金の徴収」はハラスメントに感じる

Z世代は個人の権利や多様性の尊重に関連する項目で
「ハラスメント」だと感じる傾向が強い

 職場におけるいくつかの行動を提示して、「ハラスメントだと思う」ものを選んでもらったところ、多くの項目で世代が上がるにつれて「ハラスメントだと思う」と答える割合が高くなり、Z世代では「有給休暇を別日にするようお願いされた」「勝手にビールを注文された」「プレゼントを渡す際のお金を徴収された」といった個人の権利や多様性の尊重に関連する項目で、他の世代よりも高い割合となっている。
 
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