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関西最大級の温浴施設でセルフチェックインシステム導入、自動精算機も

 アルメックスは9月26日に、阪神住建が運営する「SPAWORLD HOTEL&RESORT(旧・スパワールド 世界の大温泉)」(大阪府大阪市)に、アルメックスが提供するホテル向けセルフチェックインシステム「KIOSK」×3台、温浴施設専用自動精算機「FIT-A」×5台を導入したことを発表した。

「SPAWORLD HOTEL&RESORT」に
導入されたセルフチェックインシステム「KIOSK」

コードや電子マネーの決済も可能に

 「KIOSK」は、宿泊施設向けセルフチェックインシステムで、チェックイン手続き、精算、ルームカードキー発行までワンストップで対応できる。スタンド型、テーブルトップ型、家具組込型を用意しており、今回「SPAWORLD HOTEL&RESORT」には、家具組込型が導入されている。

 家具組込型「KIOSK」は、フロントカウンターなどホテルの製作家具に各種機器を組み込めるので、ホテルの内装の雰囲気に調和させることが可能なほか、ホテル宿泊客がスパを利用する際に必要な、コード付きリストバンドの発券機能を搭載する、カスタマイズが行われた。
 
「KIOSK」の利用イメージ

 「KIOSK」を利用したチェックインでは、予約番号/名前/コードのいずれかで予約情報を検索し、宿泊者の年齢層・性別などの情報を入力する。さらに、宿泊者名簿を記入し、支払い方法を選択すると、ルームカードキー、コード付きリストバンド、領収書が順番に発行され、チェックイン手続きが完了となる。
 
「SPAWORLD HOTEL&RESORT」に
おける温浴施設専用自動精算機「FIT-A」の様子

 「FIT-A」は、フルキャッシュレス機能を標準搭載した、薄型で設置場所を選ばない温浴施設専用自動精算機。入館時に発券されるコード付きリストバンドやバーコードを本体にかざすことで会計が行われるので、館内で財布を持ち歩く必要がなくなる。

 ほかにも、5種類のラインカラーから選択可能で、決済デバイスをはじめ各種読み取りデバイス、3インチレシートプリンターを標準で備えている。
 
「FIT-A」の利用イメージ

 「FIT-A」を利用したスパ退館時の会計では、入館時に発券したコード付きリストバンドを精算機にかざすと、画面にスパ内で利用した料金が表示されるので、支払い方法を選択する。支払い完了後、精算レシートを受け取って、コード付きリストバンドを退場ゲートにかざせば退館手続き完了となる。なお、「FIT-A」での精算は最大10名まで一括して行うことができる。
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