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<懐かしのデジタル家電> 2002年12月の携帯電話ソフト、SSIとソースネクストが首位争い

経営戦略

2023/09/22 12:00

 今日9月22日は、iPhone 15シリーズの発売日。しかし、今回は2002年12月の携帯電話ソフト市場を取り上げる。当時、BCNが収集していたデータによると、メーカーシェアではSSIトリスタ―とソースネクストが5ポイント差で首位争いを展開していた。


 02年12月時点の携帯電話ソフトのメーカーシェアでは、SSIトリスタ―が37.8%で首位。約5ポイント差の32.9%でソースネクストが追い上げていた。3位にはジャングルが19.0%、インクリメントPも5.3%で4位につけていた。その他の中には15社のメーカーが存在しているが、上位4社で市場の95%を占めている状況。ちなみに携帯電話ソフトとは、まだ携帯電話(ガラケー)が席巻していた時代、アドレスやメール、写真、スケジュールなどをバックアップするために使うソフトウェアだ。
 

 では、具体的にどのような製品が売れていたのだろうか。上位10製品には、SSIトリスタ―の「携帯万能」シリーズ、ソースネクストの「携快電話」シリーズ、ジャングルの「携帯マスター」シリーズ、インクリメントPの「ケータイ・エディ」シリーズが入った。当時のガラケーの通信方式に伴い、携帯電話ソフトもPDC用、cdmaOne用というように対応機種が分かれていた。製品別で首位になった「携帯万能9」は、アップグレード ケーブルレス版、PDC用USBモデムケーブル付、PDC用充電機能付USBモデムケーブル版、cdmaOne用USBモデムケーブル付、cdmaOne用充電機能付USBモデムケーブル版と5種類も存在し、買う方も混乱の極みに達するようなラインアップだ。