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カセットテープ特有の柔らかな音を体験できる東芝のコラボカフェが開催中

 当サイトで12日に既報した東芝ライフスタイルグループと東京・渋谷のMIYASHITA PARK内「パンとエスプレッソとまちあわせ」によるコラボカフェが15日から始まった。製品の展示に加えて、AUREXブランドのワイヤレスカセットプレーヤーの実機も各テーブルに設置され、手軽に試聴体験ができる試みだ。店内の様子などをレポートする。

コラボレーションカフェ入り口で
東芝のAUREX製品を展示

オリジナルイラスト採用のコースターを使用

 カフェ入り口には東芝ライフスタイルの過熱水蒸気オーブンレンジ「石窯ドーム」のER-YD7000とYD3000の2機種を展示していた。YD7000は通電されてデモモードになっているので、操作パネルに表示される情報を実際に見ることができる。
 
カフェの入り口脇に石窯ドーム2台を展示

 同じくカフェ入り口には店内で体験できるAUREX製品をショーケースに入れて展示。展示機の下にはネオンサインを設置し、白で統一された展示機・ショーケースにネオンサインのビビッドなカラーがアクセントを加えている。
 
ショーケースに収められたAUREX製品は暗くなると
ネオンサインの発色が近未来的な雰囲気を醸し出す

 イートインコーナーの壁面にはイラストレーターのpomodorosa(ポモドローサ)氏が描き下ろしたオリジナルイラストがパネルで飾られている。カフェの雰囲気にマッチしていて違和感はなく、以前からそこに飾られていたかのような印象だ。
 
イラストのカラフルだけど柔らかな色合いは
カフェの空間にマッチ

 会期中は壁面のパネルと同じイラストのコースターがイートインコーナーで使用され、持ち帰りも自由。さらに店内外の装飾やコラボメニューを撮影し、指定のキーワードを2つ入れてSNSに投稿するとイラスト入りのオリジナルグッズのプレゼントも実施中だ。
 
イラスト入りオリジナルコースター3種類と
ノベルティグッズ

 イートインコーナーでは、コラボメニューであるシャインマスカットのフレンチトーストを期間限定で提供。石窯ドームとのコラボパン3種はイートインとテイクアウトの両方に対応し、コラボレシピも公開している。
 
コラボによるフレンチトーストや惣菜パンなども提供

各テーブルにカセットプレーヤーを配置

 ワイヤレスカセットプレーヤーの試聴は、イートインコーナーの手前にラックに収められている実機と各テーブルに置いている実機で体験できる。スピーカーのないワイヤレスカセットプレーヤーAX-W10/W10Cは各テーブルに、カセット付きワイヤレススピーカーAX-R10/R10CとAX-T10の2機種は4人掛けのテーブルに1機種ずつ置かれている。

 製品はすべてBluetooth内蔵で、AX-W10/W10Cはワイヤレスイヤホンと簡単にペアリングして試聴することができる。試聴する際の手順が記載されたマニュアルも置かれているので、誰でも手軽にセッティングが可能だ。実際、AX-W10/W10CのBluetoothをオンにすると、すぐにペアリングが完了し、持参していたワイヤレスイヤホンから音楽が流れ出した。

 また、AX-R10/R10CとAX-T10はBluetoothの送受信に対応。カセットの音楽をワイヤレスイヤホンに送って試聴することはもちろん、スマートフォンで再生した音楽を両機種のスピーカーから流すことも可能だ。さらに両機種とも低音をブーストするBASS機能を搭載。オンにすると重低音が強調され、ビート感が前面に出てくる。不自然な重低音ではないので、カフェの雰囲気に合った楽曲の世界観を楽しめる。

 試聴用のカセットテープに収められている楽曲は注目のアーティスト、にしなさんの「東京マーブル」。実際に試聴するとCDやストリーミングのデジタルライクな音と異なり、アナログテープ特有の柔らかい音が耳に心地よい。
 
ラックとテーブルに体験機を配置(左右)。
体験できるのは3種類のAUREX製品(中央)

 デジタルネイティブの世代にとってカセットテープの試聴は全く新しい体験だろう。誰でも簡単に体験できるコラボカフェは10月15日まで開催されているので、この機会を逃すことなく体験してみよう。
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