【起業・副業で収入増を実現させる・1】 はじめまして。吉政創成の吉政忠志と申します。今回から「起業・副業で収入増を実現させる」というテーマで、私が実際に実施してきたこと、実現してきたことを数回にわたって伝えたいと思います。私は起業した結果、1年目に年収で2000万円を実現することができました。ただ、このコラムで紹介することを実行すれば、誰もが年収2000万円になるわけではありませんが、皆さんが実施してみて少しでも良い結果になるように、表面的な情報ではなく本質的なところまで踏み込んで説明していきます。
しかし、転職7回目を終えて8回目をしようと思った時に、状況が大きく変わりました。7回目まではベース7割でインセンティブ3割でしたが、8回目のオファーではベース3割でインセンティブ7割になりました。これはどういうことかというと、転職のし過ぎで信頼がなくなったということです。「この人は腕が良いかもしれないけど、どうせやめていくから、成果が出るようだったら、給与を支払うけど、成果が出なかったら自分から辞めていくようにハイインセンティブな給与が適切」という判断をされてしまったのです。
当時、2人の子どもが私立の学校に通っていました。ベースが3割になると月の給与が大幅に減ってしまい、子どもたちの学費すら払えなくなります。家のローン支払いも怪しくなってしまいます。そこで、一か八かの起業に踏み込みました。
若いうちから、確実に副業や起業で軌道に乗せて収入を増やすことは、将来の増収においてもとても重要だと思うのです。中高年になると、管理職になることが多く、現場から離れます。現場から離れるとサラリーマン時代のノウハウを生かして起業や副業で成功できるチャンスを逃すので、若いうちから起業副業を軌道に乗せることをおすすめします。
実は、40歳で一か八かの起業に打って出た私の突破口は20代から実施していた副業でした。今の会社の基本モデルもこの副業モデルを拡大したものです。
例えば、普段行っている仕事を外注したら仮に月額50万円だとします。その半額の月額25万円で2倍の絹を持つサービスメニューを考えます。そのモデルが副業や起業で成功する確率が高い、サービスモデルの原型になります。今売れているサービスの半額で2倍の機能のサービスがあれば、副業でも起業でも、その人自身の信頼があれば受注する可能性が高いですよね。
毎月25万円の契約が1社あれば、年収が300万円。4社を獲得して継続すれば、年収1200万円の出来上がりです。これが基本的な考えです。7社を獲得して継続すれば、年収2100万円になります。
業務で得たノウハウを副業に生かすと問題になると思うかもしれませんが、所属する会社の競合にならないことと、所属する会社の情報を使ってビジネスをしなければ問題はないはずです。例えば、経理のアウトソーシングサービスに働いている会社の社員が、人事のアウトソーシングサービスで副業することは認められないと思うのですが、製造業に所属している人事部の人が、人事のアウトソーシングサービスで副業をして問題にならないはずです。
次回は、この「2倍の機能を半額で提供するサービス」の原型を具体的に実現できるように解説していきます。(吉政創成・吉政忠志)
【起業のきっかけ】40歳で7回転職、オファーがなくなった
私は20~30代のころ、3年ごとに転職をしていました。「転職しすぎ」と思う人もいるかもしれませんが、IT業界、しかも私が働いていた外資系IT企業では3年ごとの転職が割と多いのです。なお、「自己弁護」すると、それなりにニュースメディアにも出ていましたし、契約金1000万円を積まれたこともあります。転職するたびに年収と役職が上がっていったので、転職することはプラス要因と思っていました。しかし、転職7回目を終えて8回目をしようと思った時に、状況が大きく変わりました。7回目まではベース7割でインセンティブ3割でしたが、8回目のオファーではベース3割でインセンティブ7割になりました。これはどういうことかというと、転職のし過ぎで信頼がなくなったということです。「この人は腕が良いかもしれないけど、どうせやめていくから、成果が出るようだったら、給与を支払うけど、成果が出なかったら自分から辞めていくようにハイインセンティブな給与が適切」という判断をされてしまったのです。
当時、2人の子どもが私立の学校に通っていました。ベースが3割になると月の給与が大幅に減ってしまい、子どもたちの学費すら払えなくなります。家のローン支払いも怪しくなってしまいます。そこで、一か八かの起業に踏み込みました。
将来が不透明な時代だから若いうちから起業副業で増収する必要がある
ここまで私の体験を伝えましたが、1社に長く働いていたとしても転職が厳しいですよね。例えば、勤続20年で転職しようとした場合、研究員を除いて、たとえ大手でも転職には苦労するはずです。少子・高齢化の中、年金もあてにならない。にもかかわらず、高齢者が仕事を得るのは難しい。「人生100年時代」の今、多くの人が中高年になって起業副業をしようと考えます。でも正直、それでは遅いと思うのです。若いうちから、確実に副業や起業で軌道に乗せて収入を増やすことは、将来の増収においてもとても重要だと思うのです。中高年になると、管理職になることが多く、現場から離れます。現場から離れるとサラリーマン時代のノウハウを生かして起業や副業で成功できるチャンスを逃すので、若いうちから起業副業を軌道に乗せることをおすすめします。
実は、40歳で一か八かの起業に打って出た私の突破口は20代から実施していた副業でした。今の会社の基本モデルもこの副業モデルを拡大したものです。
サラリーマン時代のノウハウを生かした副業・起業モデルの本質とは
ところで、仕事を外注しようとした場合の金額をイメージして下さい。おそらく、月収以上の見積額が出てくるはずです。そして、副業や起業のサービスを成功させるためのセオリー「2倍の機能を半額で提供するサービス」をイメージしてみましょう。例えば、普段行っている仕事を外注したら仮に月額50万円だとします。その半額の月額25万円で2倍の絹を持つサービスメニューを考えます。そのモデルが副業や起業で成功する確率が高い、サービスモデルの原型になります。今売れているサービスの半額で2倍の機能のサービスがあれば、副業でも起業でも、その人自身の信頼があれば受注する可能性が高いですよね。
毎月25万円の契約が1社あれば、年収が300万円。4社を獲得して継続すれば、年収1200万円の出来上がりです。これが基本的な考えです。7社を獲得して継続すれば、年収2100万円になります。
業務で得たノウハウを副業に生かすと問題になると思うかもしれませんが、所属する会社の競合にならないことと、所属する会社の情報を使ってビジネスをしなければ問題はないはずです。例えば、経理のアウトソーシングサービスに働いている会社の社員が、人事のアウトソーシングサービスで副業することは認められないと思うのですが、製造業に所属している人事部の人が、人事のアウトソーシングサービスで副業をして問題にならないはずです。
次回は、この「2倍の機能を半額で提供するサービス」の原型を具体的に実現できるように解説していきます。(吉政創成・吉政忠志)