「高品質・Everyday Low Price」を経営方針に掲げるディスカウント・スーパーマーケットのオーケーは2023年10月17日、「オーケー銀座店」をオープンする。ほかにも東京都立川市、千葉県柏市に出店すると発表済みで、24年には関西への出店も計画している。関東エリアの新規出店予定地は百貨店や駅直結のS.C.(ショッピングセンター)が多く、その店舗の近隣にはビックカメラが出店している。主な該当エリア(店舗)をまとめたので紹介しよう。
「マロニエゲート銀座2」の徒歩5分ほどの位置には、百貨店「有楽町そごう」跡地に01年にオープンした大型家電量販店「ビックカメラ有楽町店」がある。有楽町から銀座にかけての一帯には複数の鉄道路線が走っており、JR有楽町駅で下車して銀座駅に向かって歩いたほうが運賃が安く済むケースも多い。こうした立地から、今回のオーケーの銀座への出店は、JR有楽町駅に近い銀座・有楽町エリア全体の活性化につながると期待されている。
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JR立川駅北口には、立川高島屋 S.C.よりJR立川駅に近い位置に「ビックカメラ立川店」がある。ただし、多摩都市モノレールの「立川北」駅を基準にすると、立川高島屋 S.C.のほうが”駅チカ”だ。JR立川駅直結の複合ビル「立川タクロス」3~7階にヤマダデンキ「LABI LIFE SELECT 立川」も出店しており、大型スーパーの進出を機に、立川駅北口周辺のにぎわいがさらに増すと各店にとってはプラスとなりそうだ。
柏高島屋ステーションモールは西口に位置し、反対側の東口の商業施設「スカイプラザ柏」2~7階には「ビックカメラ柏店」が営業している。ここもやはり、既存の大型家電量販店とスーパー新規開業の相乗効果で、駅周辺の活性化が期待できそうだ。
「駅前」にほしい買い物施設は家電量販店とスーパー?
銀座・有楽町(東京都23区)
10月オープン予定の新店舗「オーケー銀座店」の所在地は、東京メトロ銀座駅から徒歩2分・JR有楽町駅徒歩3分の商業施設「マロニエゲート銀座2」のB1F・B2F。売場面積は2フロアあわせて600坪を超え、同社として中央区初出店となる。「マロニエゲート銀座2」の徒歩5分ほどの位置には、百貨店「有楽町そごう」跡地に01年にオープンした大型家電量販店「ビックカメラ有楽町店」がある。有楽町から銀座にかけての一帯には複数の鉄道路線が走っており、JR有楽町駅で下車して銀座駅に向かって歩いたほうが運賃が安く済むケースも多い。こうした立地から、今回のオーケーの銀座への出店は、JR有楽町駅に近い銀座・有楽町エリア全体の活性化につながると期待されている。
立川・立川北(東京都)
23年11月にリニューアルオープン予定の「立川高島屋 S.C.」にも、リニューアルにあわせてオーケーが出店する。売場面積は立川駅前では最大級となる約1676m2(約507坪)。「立川高島屋 S.C.」はJR立川駅から徒歩約5分に位置するショッピングセンターで、オーケーのほかにもアグリメディアが運営する貸し農園サービス「シェア畑 garden」(屋上)などが新たにオープンする予定だ。JR立川駅北口には、立川高島屋 S.C.よりJR立川駅に近い位置に「ビックカメラ立川店」がある。ただし、多摩都市モノレールの「立川北」駅を基準にすると、立川高島屋 S.C.のほうが”駅チカ”だ。JR立川駅直結の複合ビル「立川タクロス」3~7階にヤマダデンキ「LABI LIFE SELECT 立川」も出店しており、大型スーパーの進出を機に、立川駅北口周辺のにぎわいがさらに増すと各店にとってはプラスとなりそうだ。
柏(千葉県)
23年秋以降、順次リニューアルオープン予定の「柏高島屋ステーションモール」のS館1階にも、24年春以降にオーケーが出店する予定。柏高島屋ステーションモールはJR・東武鉄道 柏駅に直結したショッピングセンター(駅ビル)。千葉県柏市への出店は同社初となる。柏高島屋ステーションモールは西口に位置し、反対側の東口の商業施設「スカイプラザ柏」2~7階には「ビックカメラ柏店」が営業している。ここもやはり、既存の大型家電量販店とスーパー新規開業の相乗効果で、駅周辺の活性化が期待できそうだ。