【いま注目のトレンドワード・360 】 アニメやマンガが話題にのぼることも多いX（旧Twitter）だが、特撮ドラマも負けてはいない。9月2日に放送された「ウルトラマンブレーザー」第8話で飛び出した必殺技に特撮ファンが騒然となり、同日「八つ裂き光輪」がトレンド入りした。「八つ裂き光輪」とは一体何なのか、詳しくみていこう。

ウルトラマンブレーザーが放った「レインボー光輪」に特撮ファン騒然

1966年7月から放送された「ウルトラマン」シリーズは特撮ドラマの代名詞とも言われており、子供から大人まで幅広い世代からの人気を獲得している。

ウルトラマンの必殺技といえば、誰もが知るスペシウム光線を思い浮かべる人が多いだろう。もちろんスペシウム光線以外にも多くの技を持っているが、中でも凶悪なネーミングが「八つ裂き光輪」という必殺技。「八つ裂き光輪」は別名「ウルトラスラッシュ」と呼ばれる、スペシウム光線のエネルギーをリング状に高速回転させて投げつけるという技だ。

今回話題になったきっかけは、「ウルトラマンブレーザー」第8話「虹が出た 後編」でのこと。ウルトラマンブレーザーが放った必殺技「レインボー光輪」が、敵である天弓怪獣ニジカガチを真っ二つにして倒した。これにネット上では「こんなに美しい八つ裂き光輪はウルトラマン史上初では？」と話題になっている。

ウルトラマンブレーザーが放った「レインボー光輪」は、敵怪獣のニジカガチから出た虹をつかみ、巨大な虹の光輪を作り出し相手に投げつけるという技。ウルトラマンの「八つ裂き光輪」によく似た技名や見た目のため、「八つ裂き光輪キター！」「でっかい八つ裂き光輪めちゃくちゃかっこいいな」と興奮する声が続出。見事トレンド入りを果たした。

現在放送中の「ウルトラマンブレーザー」は、「人間とウルトラマン」「人類と怪獣・宇宙人」「戦場の戦士と会議室の司令官」「親と子供」など、それぞれ違う立場から生まれる対立を乗り越え協調する「コミュニケーション」がテーマとなっている。

重要なテーマを扱いながらも、子供から大人まで明るく楽しませてくれる「ウルトラマンブレーザー」をぜひチェックしてみてはいかがだろうか。（フリーライター・井原亘）

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■Profile
井原亘

元PR会社社員の30代男性。現在は流行のモノや現象を追いかけるフリーライターとして活動中。ネットサーフィンとSNS巡回が大好きで、暇さえあればスマホをチェックしている