秋は気温が快適な上、虫も少ないからこそ、キャンプにぴったりなシーズンだ。キャンプをするならば、まずはキャンプ場を吟味。そこで、秋こそおすすめなキャンプ場5カ所を紹介する。紅葉を眺めながらキャンプを楽しもう。

秋キャンプの魅力

　秋はキャンプをするのに非常に適したシーズンだ。アウトドアをするにはぴったりな気温で、しかも紅葉などの美しい景色が楽しめる。ほかにも秋のキャンプには、さまざまな魅力がある。
 

虫が少ない！

　秋キャンプの魅力は、何といっても虫が少ないこと。春や夏のキャンプは、虫が多いのがネックとなる。かといって、秋よりも虫の少ない冬場は屋外で泊まるにはかなり気温が低くなる。つまり、春や夏よりも虫が少なく冬よりも暖かいのが秋なのだ。屋外でも、快適に過ごせるだろう。虫が苦手な女性にも、おすすめだ。
 

山には秋の味覚がたくさん！

　キャンプは基本的に、山の付近でやるだろう。秋は「秋の味覚」というように、おいしい食べ物が豊富。また、秋の味覚として代表的なきのこ類や芋類なども、山で獲れる食材だ。栗や梨、柿といった果物も多い。五感の全てで秋を感じるには、キャンプが最適なのだ。
 

では、おすすめのキャンプ場は？

　では、秋におすすめのキャンプを5スポット紹介する。いずれのスポットも、異なる魅力があるため、ぜひ検討してほしい。
 

山伏オートキャンプ場

　山梨県の「山伏オートキャンプ場」は、山中湖から最も近くにあるキャンプ場だ。魚のつかみ取りや昆虫採集といったイベントが開催されていることも魅力。手作りピザや燻製などもあるため、バリエーション豊富な食事が味わえるだろう。

　夜は釜風呂体験もおすすめ。日常ではなかなか入れない釜風呂に入れるところも、このキャンプ場ならではだろう。
 

笛吹小屋キャンプ場

　「笛吹小屋キャンプ場」も、山梨県にあるキャンプ場。このキャンプ場の魅力は何といっても、美しい景色だ。標高1100メートルにあるキャンプ場であり、秋にはツツジやモミジ、シラカバといった紅葉が見られる。

　レジャーとしては、ハイキングや渓流釣りがおすすめ。また周辺には、温泉施設が七つあるため、キャンプでもゆっくりお風呂に浸かりたい人にぴったりだろう。
 

銀河もみじキャンプ場

　長野県の阿智村浪合にある「銀河もみじキャンプ場」。こちらは、日本で最も美しい星空が見えるキャンプ場として人気だ。しかも、星空だけでなく秋に行けば昼間の紅葉も絶景。一日中、自然を満喫できるスポットである。カメラを趣味としているキャンパーに、大人気なスポットともいわれている。
 

鬼怒川温泉オートキャンプ場

　栃木県にある「鬼怒川温泉オートキャンプ場」もおすすめ。こちらは、温泉施設「上滝乃湯」に併設されている。開放的なロケーションであり、周囲の木々だけでなく、山の鮮やかな紅葉を楽しめる。
 

フォレストサンズ長瀞

　埼玉県にある「フォレストサンズ長瀞」は、紅葉スポットとして人気のキャンプ場だ。例年、紅葉の見頃は10月末～11中旬。川沿いの高台にあるキャンプ場であり、美しい自然を見下ろせる。また、グランピング施設も新たにオープンした。

秋キャンプの注意点とは？

　秋キャンプの注意点は、防寒対策だ。いくら日中は暖かくても、夜になると一気に気温が下がる。山の付近は、日が落ちると急に冷え込む。長袖はもちろん、ジャンパーやジャケット、場所によってダウンなども必要だ。
 

虫の少ない秋にキャンプを堪能しよう！

　虫が少なく、旬の食材も豊富な秋はキャンプに適したシーズン。秋にキャンプをする場合は、この記事で紹介したキャンプ場を、ぜひ検討してみてほしい。