大阪市内にある今福鶴見駅の住宅街で、約40年続く『とんかつのますいや』の店主の増井康克さんは、もともと西洋料理(現在の洋食)店の出身。
当時、工場地帯だったという今福鶴見で独立するにあたって、より一般的に馴染みのある料理を出したいと、とんかつ店を始めた。
上質な赤身とクセのない脂の茶美豚と、油っぽさを感じさせないザクっとした軽い食感の衣が絶妙な「ますいや」の味を求めて、今では遠方からも客がやってくる。
開業時は洋食っぽくデミグラスソースをかけるスタイルだったり、使う豚も油も揚げ方も違ったという。増井さんは常に自分の納得できる美味しいとんかつをストイックに追求してきた。
また、食養学を学ぶ奥様の智子さんのサポートで、とんかつを取り巻く“サポーター”にも力を入れている。セットにかかせない白ご飯やサラダは、カルシウムやビタミン類など栄養価の高い食材が育つといわれる“ピロール農法”で作られた米や野菜を使う。油脂・保存料・防腐剤・合成着色料などを一切使用しないオリジナルマスタードを老舗カラシメーカーとコラボして作るなど、栄養面での意識も高い。
古参の常連客がひ孫を連れてくるというほど長く愛されるのは、美味しさだけではない、お客の身体のことまで考える店主も所以だろう。
『とんかつのますいや』
住所/大阪府大阪市城東区今福東3-3-23
※こちらの記事は、関西の食のwebマガジン「あまから手帖Online」がお届けしています。
https://www.amakaratecho.jp/amakara/pickup/1318265_13275.html
当時、工場地帯だったという今福鶴見で独立するにあたって、より一般的に馴染みのある料理を出したいと、とんかつ店を始めた。
上質な赤身とクセのない脂の茶美豚と、油っぽさを感じさせないザクっとした軽い食感の衣が絶妙な「ますいや」の味を求めて、今では遠方からも客がやってくる。
開業時は洋食っぽくデミグラスソースをかけるスタイルだったり、使う豚も油も揚げ方も違ったという。増井さんは常に自分の納得できる美味しいとんかつをストイックに追求してきた。
また、食養学を学ぶ奥様の智子さんのサポートで、とんかつを取り巻く“サポーター”にも力を入れている。セットにかかせない白ご飯やサラダは、カルシウムやビタミン類など栄養価の高い食材が育つといわれる“ピロール農法”で作られた米や野菜を使う。油脂・保存料・防腐剤・合成着色料などを一切使用しないオリジナルマスタードを老舗カラシメーカーとコラボして作るなど、栄養面での意識も高い。
古参の常連客がひ孫を連れてくるというほど長く愛されるのは、美味しさだけではない、お客の身体のことまで考える店主も所以だろう。
『とんかつのますいや』
住所/大阪府大阪市城東区今福東3-3-23
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