ヤマダホールディングスは、陸上競技を通じた地域の子どもたちの健全育成とスポーツ文化の普及に向け、5月に包括連携協定を締結した群馬県北群馬郡吉岡町の町立小学校（駒寄小学校、明治小学校）4～6年生の生徒を対象に「ヤマダホールディングス Jr.スクール」を9月2日に開設する。

五輪選手の体験談やサポートも

　ヤマダホールディングスでは今回、青少年の健全な育成に向けた地域・社会の活性化、地域スポーツ文化の発展を目指し、子どもたちが将来にわたり健康で活力に満ちた豊かな生活となるよう、運動への親しみや楽しさを知ることのできる機会の創出を目的として「ヤマダホールディングス Jr.スクール」を開設することとした。
 
　同スクールは、ヤマダホールディングスの地域・社会貢献活動の企画運営を担う文化育成振興推進部が主体となり運営する。同部所属の安部孝駿氏（東京五輪 陸上男子 400mH元日本代表）がスクール長を務め、「走る」「投げる」「跳ぶ」という陸上競技の技術指導だけでなく、オリンピアン自らの競技生活の体験をもとに、スポーツや夢に対する積極性を高めるサポートをしていく予定。
 
　スクールでは、小学校4～6年生を対象に活動を行う。ゴールデンエイジと呼ばれるこの時期は、子どもの運動能力が著しく発達する時期であり、スポーツを楽しみながら様々な種目に挑戦していく機会を創出することで、子どもたちの将来にわたる体力向上やスポーツ技能の習得をサポートしていく。

　また、スクール活動を通じて、社会性、道徳性を育むことを重視し、子どもたちが心身ともに健やかに成長していくことで地域社会の活性化とスポーツ文化の発展へとつなげていきたい考え。

　スクールの対象は、吉岡町立駒寄小学校と明治小学校の4～6年生（定員20人）。活動拠点は、群馬県吉岡町駒寄小学校施設。活動日時は、週2回（水曜日、土曜日）、16時から17時30分まで（日没時間によって変更あり）。