肌質が人によって異なる以上、スキンケアの方法も人それぞれだ。大切なのは、自分に最適なスキンケアをしているのかということ。そこで、自分にとって最適なスキンケアとは何か解説していく。またおすすめなスキンケア用品も紹介するので、ぜひ参考にしてほしい。

 

肌トラブルに合ったスキンケア

　肌トラブルを防ぐためには、肌質に合ったスキンケアをすることが重要だ。また日常のスキンケアはもちろんのこと、この時期に欠かせないのが「日焼け止め」。それぞれ解説していく。
 

乾燥肌さん

　乾燥肌の人は、特にクレンジング選びが重要。クリームタイプやミルクタイプのクレンジングを選ぶのがおすすめだ。肌への刺激が少ないため、乾燥を防げるだろう。もちろん、その他のスキンケアも保湿成分を多く含んだ商品を選んでほしい。

　忘れがちなのが、暑い季節に欠かせない日焼け止めだ。例えば、薬局でも購入できる「ビオレUV アクアリッチ ウォータリエッセンス」など、乾燥を防ぐものを使おう。
 

オイリー肌さん

　油分が多めなオイリー肌に悩む人は、洗顔とクレンジングのやり方を見直そう。オイリー肌の人はニキビができるなど、皮脂トラブルが懸念される。特に夜のクレンジングは、皮脂をしっかりオフできる商品や炎症を防ぐものを選んでほしい。

　オイリー肌の人にこの時期使ってほしいのは、例えば「ビオレ UV さらさらフェイスミルク」だ。さらさらとしたテクスチャーで汗をかいてもベタつかない。
 

混合肌さん

　混合肌の人は、顔のパーツごとにお手入れの方法を工夫しなければならない。具体的に乾燥しやすい部分は、乾燥肌の人向けのスキンケアがおすすめ。皮脂が気になる部分は、オイリー肌向けのスキンケアを選ぼう。

　混合肌の人におすすめしたいのは「UVモイストエッセンス」。天然由来の成分であるため肌への刺激が少なく、保湿成分も含まれている。バランスの取れた日焼け止めだ。
 

スキンケアが合っていないとどうなる？

　スキンケアが合っていないと、肌の乾燥が進む。保湿しすぎても水分のバランスが崩れてしまうのだ。では肌に合わないスキンケアを続けていくと、どのようなトラブルをまねくのだろう。
 

シワ・たるみができる

　スキンケアが自分の肌質に合っていないと、まず乾燥によるシワが生じてしまう。特に、目元や口元といった皮膚が薄い部分は注意しなければならない。またコラーゲンが衰えることによって、たるみも生じてしまう。肌質に合うのはもちろんのこと、たるみを防ぐために年齢にも合ったスキンケアをしよう。

くすみが生じる

　スキンケアが自分に合っていないと、基本的には必要な水分が肌から失われ、乾燥が進む。そして乾燥が進むと、くすみが生じる。また乾燥した状態を放置してしまうと、肌の表面が固くなってしまい、美容液の成分などが浸透しにくくなる。
 

朝と夜ではスキンケアが違う？

　朝と夜で、スキンケアを変えることも重要だ。それでは朝と夜、それぞれどのようなスキンケアをすべきなのだろうか。
 

朝のスキンケアとは

　朝のスキンケアは、「洗顔」「ブースター」「化粧水」「美容液」「クリーム」の順で行う。

　ブースターとは、化粧水をなじませる浸透液のことだ。肌が潤った状態を維持するためには、しっかりと朝のスキンケアもしておこう。

夜のスキンケアとは

　夜のスキンケアは「クレンジング」からスタート。その後の流れは朝と同様だが、最後にアイクリームを忘れないようにしたい。また睡眠中も、室内を乾燥させないなど、肌を潤すケアを取り入れよう。
 

自分に合ったスキンケアをしよう！

 
　自分の肌質に合ったスキンケアが重要であることは、お分かりいただけただろうか。乾燥肌やオイリー肌、混合肌など肌質によって、必要なスキンケアが異なる。またスキンケアだけでなく、日焼け止めも重要だ。自分に合ったスキンケア用品を選ぼう。