最強のサンダル「ギョサン」の魅力とは?海も川もこれさえあれば無問題!
【拝啓、徳島より8】 “最強のサンダル”とも言われ、アウトドア好きに絶大な人気を誇る「ギョサン」。マリンスポーツ好きの人たちの間で知る人ぞ知る存在でしたが、今や若い女性にもファンができるほどの人気です。海にも山にも川にも近い田舎町に移住した私にとっても、ギョサンは大切な相棒!今回は、「ギョサンを初めて知った!」という方に向けて、その魅力を利用シーンと合わせて紹介していきます!
ギョサンは鼻緒とソールが一体になっていて、どんなに使っても、過酷な場所でも、ブチっと鼻緒が切れることはありません。素材は合成ゴムで、漁業関係者用のサンダルだけあって滑りにくい。めちゃくちゃ強力なグリップ力があります。
機能性の高さから釣り人やサーファーを通じてじわじわと人気が広がり、ネット販売を含め全国で販売されるようになりました。有名人の愛用者も多く、嵐の大野くんがテレビ番組で紹介したのをきっかけに女性ファンにも人気が拡大。女性向けモデルも販売され、今や幅広い層に支持される人気商品です。
私がギョサンユーザーになってからかれこれ6年ほど。もうギョサン以外のサンダルには戻れないなと思います。
ビーチにはガラスの破片や小さな貝など鋭利なものが落ちていることも多いですが、間違えて踏んでしまってもギョサンなら全く問題なし。安心して磯遊びができます。
さらに、ソールの表面には凹凸があり、つま先よりも踵の方が分厚い設計になっているため、ぐっと足に力が入りやすいのも、すべりにくい理由の一つでしょう。
特にカラーバリエーションが豊富で、色違いで複数持っている人も。ちなみに私は白とグリーンの2カラーを愛用中です。定番カラーの中でも色味はさまざまで、例えばグリーンには、鶯色や、抹茶色、エメラルドグリーンなど、カラーバリエーションの豊富さには驚くばかり。お気に入りの一足を探す楽しさも、ギョサンの魅力の一つです。
一つは分厚く丈夫だからゆえ、普通のビーサンよりも重いこと。車移動ならいいのですが、徒歩での旅行やバックパッカーにとっては少し嵩張る荷物なのが難点です。
もう一つは汚れが目立ちやすいこと。私は最初、白のギョサンを履いていたのですが、黒ずみなど表面の汚れが目立ったので、新しくグリーンを購入しました。長く使いたい人は濃い色のタイプをおすすめします。カビキラーなどを使って汚れを綺麗にする方法もあるので知りたい方はネットで検索してみてください。
夏はウミガメが産卵に訪れる時期なので遊泳は禁止。波打ち際を歩いたり、日陰に座ってぼーっとしたり、海沿いの街の日常を楽しんでいます。
「川でも行く?」と誰かが言えば、パッと自転車に飛び乗って、20分後には絶景プールにダイブ!サクッと大自然を楽しめちゃうのが、たまらなく贅沢だなと毎度思います。苔が生えている岩の上でも、ギョサンがあればぐんぐん進めるので安心です。
ちょっとアドベンチャラスな休日を過ごしたい時は、町のはずれの岩場へ。釣り人が作った道なき道をたどれば、町一番の絶景スポットに到着です。傾斜がある場所でもギョサンを履いてれば安心。潮騒を聴きながら、ゆっくり流れる時間を楽しみます。
機能性の高さがギョサンの一番の魅力ですが、「自分らしい一足」を見つけるのもまた楽しみ方の一つ。靴屋さんの前を通るたびに新しい色がないかチェックしています。安定感抜群で、かつ自分好みの“最強サンダル”を相棒に、今日も平和な海辺の暮らしをアクティブに楽しんでいます。(フリーライター・甲斐りかこ)
■Profile
甲斐りかこ
徳島在住のライター、イラストレーター。千葉県出身。オーストラリア、中南米、インド・ネパールなどの旅を経て、2018年に四国の小さな港町へ移住。地域活性化支援企業にて、行政と協力した地方創生プロジェクトの広報PR業務に従事。21年よりフリーランスとなり、全国各地の素敵なヒト・モノ・コトを取材しています。
サンダルの王様、ギョサン
ギョサンの発祥は小笠原で、もとは地元の漁師さんたちが履いていたサンダルでした。「漁業従事者が履いているサンダル」「漁協で売っているサンダル」だからギョサン。覚えやすいネーミングですよね。ギョサンは鼻緒とソールが一体になっていて、どんなに使っても、過酷な場所でも、ブチっと鼻緒が切れることはありません。素材は合成ゴムで、漁業関係者用のサンダルだけあって滑りにくい。めちゃくちゃ強力なグリップ力があります。
機能性の高さから釣り人やサーファーを通じてじわじわと人気が広がり、ネット販売を含め全国で販売されるようになりました。有名人の愛用者も多く、嵐の大野くんがテレビ番組で紹介したのをきっかけに女性ファンにも人気が拡大。女性向けモデルも販売され、今や幅広い層に支持される人気商品です。
ギョサンの魅力は、安心感!
私がギョサンユーザーになってからかれこれ6年ほど。もうギョサン以外のサンダルには戻れないなと思います。魅力1:分厚くて、丈夫
ギョサンの魅力はなんといっても分厚くて丈夫なところ。ソールが普通のサンダルよりも分厚いため、長時間歩いても疲れにくく、ゴツゴツした岩場などでも足裏が痛くなりません。ビーチにはガラスの破片や小さな貝など鋭利なものが落ちていることも多いですが、間違えて踏んでしまってもギョサンなら全く問題なし。安心して磯遊びができます。
魅力2:すべらない
「絶対に滑らないサンダル」と言われるほど、ギョサンのグリップ力は強力です。ソール裏に深く刻まれた溝が、どんなに濡れた場所でもしっかりと安定した歩行を手助けしてくれます。さらに、ソールの表面には凹凸があり、つま先よりも踵の方が分厚い設計になっているため、ぐっと足に力が入りやすいのも、すべりにくい理由の一つでしょう。
魅力3:すぐ乾く
ギョサンはゴムでできているので速乾性もあります。水に濡れたサンダルはグジョグジョして気持ち悪い...なんてこともありますが、ギョサンの場合はそんな不快感は全くなし。太陽の下にちょっと放置したり、歩いたりしているうちに気がついたら乾いています。魅力4:カラバリが豊富
一昔前までは男っぽくて無骨なイメージがあったギョサンですが、レディースラインが発売されるなど、デザイン性も向上しています。特にカラーバリエーションが豊富で、色違いで複数持っている人も。ちなみに私は白とグリーンの2カラーを愛用中です。定番カラーの中でも色味はさまざまで、例えばグリーンには、鶯色や、抹茶色、エメラルドグリーンなど、カラーバリエーションの豊富さには驚くばかり。お気に入りの一足を探す楽しさも、ギョサンの魅力の一つです。
魅力5:コスパ最高!
高機能でデザイン性も優れたギョサンですが、だいたい800~1200円程度で購入できます。ちなみに私は隣町の靴屋さんで買ったのですが、値段は600円でした。安い!色違いで何足か買っても、お財布へのダメージが少ないのも嬉しいですよね。デメリットは、汚れが目立ちやすいこと
ギョサンにもデメリットはあります。使い続けて思ったのは次の2点です。一つは分厚く丈夫だからゆえ、普通のビーサンよりも重いこと。車移動ならいいのですが、徒歩での旅行やバックパッカーにとっては少し嵩張る荷物なのが難点です。
もう一つは汚れが目立ちやすいこと。私は最初、白のギョサンを履いていたのですが、黒ずみなど表面の汚れが目立ったので、新しくグリーンを購入しました。長く使いたい人は濃い色のタイプをおすすめします。カビキラーなどを使って汚れを綺麗にする方法もあるので知りたい方はネットで検索してみてください。
徳島の暮らしにめちゃくちゃフィットしたギョサン
徳島は海にも山にも川にも近いアウトドアレジャー天国なので、移住してからずっと、ギョサンのありがたみを感じる毎日です。特に夏は毎日の日課になるほど、海にも川にも、ギョサンと一緒に出かけています。徒歩3分のビーチへ
窓をあければ波の音が聞こえてくる我が家。早朝や夕方の涼しい時間帯を狙って、家から歩いて3分ほどのビーチまでよく散歩に出ます。夏はウミガメが産卵に訪れる時期なので遊泳は禁止。波打ち際を歩いたり、日陰に座ってぼーっとしたり、海沿いの街の日常を楽しんでいます。
近くの川で水遊び
海も川も近いのがこの町のいいところ。手長海老も取れる澄み切った川は絶好の遊び場で、みんな一つはお気に入りのスポットを持っています。「川でも行く?」と誰かが言えば、パッと自転車に飛び乗って、20分後には絶景プールにダイブ!サクッと大自然を楽しめちゃうのが、たまらなく贅沢だなと毎度思います。苔が生えている岩の上でも、ギョサンがあればぐんぐん進めるので安心です。
断崖絶壁の岩場を大冒険
徳島の海岸線はゴツゴツした岩場が多く、特に県南部は、海に何十メートルもの崖がそそりたつ「海崖(かいがい)」と呼ばれる独特の地形が続いています。ちょっとアドベンチャラスな休日を過ごしたい時は、町のはずれの岩場へ。釣り人が作った道なき道をたどれば、町一番の絶景スポットに到着です。傾斜がある場所でもギョサンを履いてれば安心。潮騒を聴きながら、ゆっくり流れる時間を楽しみます。
平凡な毎日をギョサンでアクティブに楽しむ
ちなみに私の周囲ではギョサンを愛用している人が多く、色違いを新調すると「お、買い替えたね!」「いい色だね!」と声をかけてくれます。そんな会話を聞くたびに、「あぁ、みんなギョサンが好きなんだなぁ」と内心ニヤニヤ。機能性の高さがギョサンの一番の魅力ですが、「自分らしい一足」を見つけるのもまた楽しみ方の一つ。靴屋さんの前を通るたびに新しい色がないかチェックしています。安定感抜群で、かつ自分好みの“最強サンダル”を相棒に、今日も平和な海辺の暮らしをアクティブに楽しんでいます。(フリーライター・甲斐りかこ)
■Profile
甲斐りかこ
徳島在住のライター、イラストレーター。千葉県出身。オーストラリア、中南米、インド・ネパールなどの旅を経て、2018年に四国の小さな港町へ移住。地域活性化支援企業にて、行政と協力した地方創生プロジェクトの広報PR業務に従事。21年よりフリーランスとなり、全国各地の素敵なヒト・モノ・コトを取材しています。