【いま注目のトレンドワード・344】 話題のマンガはTwitter上でも話題にあがりやすい。7月26日には「ホルモンの曲」というワードがトレンド入りした。どうやら大人気マンガ『チェンソーマン』がきっかけのようだが、いったいどういうことなのだろうか。

奇抜な曲を大熱唱する少女!?

　藤本タツキ原作の『チェンソーマン』は、第1部が「週刊少年ジャンプ」で連載され、第2部は「ジャンプ＋」で連載中。「ジャンプ＋」では毎週最新話が配信され、無料で読むことができる。7月26日には第2部の137話が配信され、主人公・デンジに接近した少女がカラオケでマキシマム ザ ホルモンの楽曲「チューチュー ラブリー ムニムニ ムラムラ プリンプリン ボロン ヌルル レロレロ」を熱唱する場面があった。

　2007年にリリースされたアルバム「ぶっ生き返す」に収録された同曲は、その奇抜なタイトルや歌詞で当時も大きな話題になっている。30代以上の人であれば、街中やカラオケなどで一度は耳にしたことがあるのではないだろうか。

　Twitter上では「これホルモンの曲って知らなかったらびっくりするやろ（笑）」「唐突にホルモンをぶち込んでくる『チェンソーマン』好き」と反響が相次いだ。歌詞の一節である「チューチューラブリームニムニムラムラ」はエピソードタイトルにもなっており、「ホルモンの曲」と並んでトレンド入りしていた。

　ちなみに2022年10月から放送されたアニメ版『チェンソーマン』の第3話では、エンディング曲・挿入曲としてマキシマム ザ ホルモンの「刃渡り2億センチ」が使用されている。これを機に改めてアニメ版も見直してみてはいかがだろうか。（フリーライター・井原亘）

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■Profile
井原亘

元PR会社社員の30代男性。現在は流行のモノや現象を追いかけるフリーライターとして活動中。ネットサーフィンとSNS巡回が大好きで、暇さえあればスマホをチェックしている