富士観光開発は8月20日・8月27日・9月3日の3日間、「サマーゲレンデスキー体験会」を富士山の麓のスキー場「ふじてんリゾート」（山梨県南都留郡鳴沢村）で開催する。

オフシーズンにスキーやスノーボードが楽しめる

　サマーゲレンデは、冬用の板をそのまま使用できる人工マットのゲレンデで、オフシーズンでもスキーやスノーボードが楽しめる。7月29日には、上級者にもさらに満足してもらえるよう、新たにコブコース（30m×2レーン）が増設された。

　今回、開催されるサマーゲレンデスキー体験会では参加者のレベルや経験に合わせて3種類の体験会を用意している。

　8月20日開催の第1回「夏からのゲレンデデビュー（スキー）」は、全くスキーをしたことがない人の、この冬のゲレンデデビューをサポートする。小学生以上の、夏も冬もスキー経験のない人が対象で、料金は4000円。

　8月27日開催の第2回「サマーゲレンデ体験会（スキー）」は、雪上では滑走経験はあるものの、サマーゲレンデを滑ったことがないという人に、サマーゲレンデの「HOW TO」を説明する。小学生以上の、雪上でプルークボーゲンができるレベルの人が対象で、料金は4000円。

　9月3日開催の第3回「ウインターシーズンまでに苦手克服（スキー）」は、ウインターシーズンが始まる前に、各自の苦手克服を手伝ってくれる。小学生以上の、雪上でパラレルターンが可能なレベルの人が対象で、料金は5000円。

　いずれの体験会も、ふじてんリゾートのレンタル棟受付で8時30分～9時30分に参加を受け付ける。体験会の開催時間は10時～12時。なお、料金にはリフト1日券・スキーセット1日レンタル・レッスン料が含まれ、プロテクターやヘルメットをレンタルする場合は、別途料金が必要となる。
 
　ふじてんリゾートのサマーゲレンデは、サマーゲレンデ用に開発された最新スノーマット「カービングマット」を使用している。カービングマットは、滑走性とロングターン性能に優れており、スキー・スノーボードどちらでも冬の雪上と同じような感覚で滑れる。また、マットの硬さやピンの長さを調節して、スキー板のエッジ（板の両横についている金属部品）がグリップしやすくなるよう整備しているので、キレのよいターン感覚を楽しめる。

　急斜面はなく、緩・中斜面のコースとなっており、初心者でも安心して利用可能であり、スキー・スノーボードのレンタルも充実しているので、気軽・身軽に利用できる。

　さらに、中・上級者向けのコブコースも用意しており、カービングターンの練習も可能となっており、レベルを問わず全てのスキーヤーやスノーボーダーのスキルアップに役立つ。

　そのほか、雨天時でも散水している晴天時と同じように滑れるので、天候に左右されることなく利用できる。

　サマーゲレンデの営業期間は6月17日～10月22日で、営業時間が9時～16時45分（リフト運行時間は9時～16時20分）。定休日は木曜・金曜で、夏休み期間は木曜のみ定休となる。

　リフト料金は、1日券が4000円、3時間券が3000円、1回券が500円。レンタルは、「サマースキーセット」（スキー板＋ブーツ＋ストックの3点セット）と「サマーボードセット」（スノーボード＋ブーツの2点セット）を用意しており、料金は大人が3時間2000円、1日3000円、子ども（小学生以下）が3時間1500円、1日2500円。そのほか、サマーゲレンデ専用スキーレンタルも用意している。