フルタイムシステムは7月31日に、アイホンとの連携によって、入居者が在宅時に宅配業者と対面することなく、スマートボックスへの荷物の預け入れを指示できる機能を開発したことを発表した。

宅配ボックスとインターホンが連携

　フルタイムシステムは、マンション専有部の住戸扉付近に設置することで、入居者の不在時でも提携事業者がオートドアを通過し、各住戸の玄関前まで荷物を配達できる各住戸前専用宅配ボックス「スマートボックス」を提供している。

　今回、開発された機能では、「スマートボックス」をアイホンのインターホン「dearisシステム」と連動させることで、入居者が在宅している場合は従来の提携事業者以外からでも、宅配便をはじめとした荷物を非対面で受け取れるようになった。

　建物内への入館を許可された業者は、住居前に到着した後に再度「スマートボックス」横のドアホンから入居者を呼び出す。入居者は、ドアホンのパネルを操作して業者によるロッカーの開閉を許可することによって、「スマートボックス」内に荷物を置いて帰ってもらえる。