ファミリーマート(ファミマ)は、「お値段そのまま」で増量するキャンペーンを全国のファミリーマート約1万6500店で8月1日に開催した。3回目となる今回は「お値段そのままデカくてうまい!!だいたい40%増量作戦」と名称を変更。「だいたい40%って!?」と興味を持ってもらうことで購入増につなげる方針だ。
なお、商品だけではなくキャッシュレス決済「ファミペイ」も増量。対象商品を購入すると、抽選で4万人に対象商品の購入金額で40%相当のファミペイボーナスを還元する。このような取り組みを含めて、今回も売り上げが伸びるかどうかに注目が集まる。(BCN・佐相彰彦)
5商品が初の増量に
今回のキャンペーンでは、全16種類の商品を週替わりで発売。そのうち、5商品が初の増量となる。増量商品というと男性が購入するイメージがあるが、菓子やデザートなどは女性からも好評だったという。そこで、女性支持の高い「ローストチキンのパスタサラダ」を増量商品として新たに発売。デザートでは「天使のチーズケーキ」も増量する。ほかには、「昔ながらのナポリタン」「ハムカツサンド」「特製ダレの炙り焼牛カルビ重」が初の増量商品となる。売り上げは好調
「40%増量作戦」は、2021年にファミマ創立40周年にちなんでスタート。SNS上で、購入者から「良い意味で裏切られた」「ファミマが太っ腹」などのコメントが飛び交って好評を博した。記者会見では、商品本部商品企画部価格戦略・販売計画グループの阿部大地氏が「22年には、通常商品と比べて増量商品が、ホットスナック/菓子で180%増、デザートで360%増、総菜で440%増と大幅に伸長した」とアピールした。なお、商品だけではなくキャッシュレス決済「ファミペイ」も増量。対象商品を購入すると、抽選で4万人に対象商品の購入金額で40%相当のファミペイボーナスを還元する。このような取り組みを含めて、今回も売り上げが伸びるかどうかに注目が集まる。(BCN・佐相彰彦)