夏休みの宿題に! 神戸で「食中植物の世界」開催中
虫を食べる“食虫植物”。ハエが止まると葉を閉じて虫を捕らえる「ハエトリソウ」、独特な壺のような形が有名な「ウツボカズラ」や、毒々しい色をして細長い筒状の形をした「サラセニア」など“変”な特徴をした多種多様な食虫植物が世界中には存在する。どれもこれもがあやしさ満点で、好奇心くすぐる“変”な見た目、“変”な生態、でも美しい、とても興味深い植物たちだ。
「変で楽しい~食虫植物の世界~」の会場は、上から吊り下がったウツボカズラの下をくぐり抜けると、ガラス水槽のテラリウムに入った食虫植物が展示されている。かなり近くで見ることができるので、変わった形、変わった色をした食虫植物の魅力を感じることができる。虫の捕らえ方も多種多様。解説パネルを読んで本物を見ながら、虫の捕まえ方やなぜ捕まえるのかなどについても学ぶことができる。
展示している注目の食虫植物として、「ムシトリスミレ」は、ピンギキュラとも呼ばれ、北半球と南米に生息する食虫植物。虫の捕らえ方は「粘りつけ式」といって葉の表面にある腺毛からネバネバした液が出て、おびき寄せた虫たちをくっつけて捕まえる。自由を奪われた虫たちは、粘液で溶かされ吸収されてしまう。
「ハエトリソウ」は、ディオネアとも呼ばれ、北アメリカのごく一部に生息する最も有名な食虫植物。虫の捕らえ方は「挟み込み式」といって二枚貝の様な葉をもち、葉の上に来た虫を瞬時に挟んで閉じ込める。挟み込まれた虫は、動けなくなり、消化液により徐々に溶かされていく。
「ウツボカズラ」は、ネペンテスとも呼ばれ、ボルネオを中心とした熱帯アジアに生息する食虫植物。こちらもハエトリソウと同じくかなり有名な種類。虫の捕らえ方は「落とし込み式」といって壺のような葉をもち、一度虫が落ちてしまったらもう二度と出られない。そのまま、壺の中に溜まった消化液で、溶かされ吸収されてしまう。
このほかにも、ネバネバした液体を腺毛から出し虫を捕らえる「モウセンゴケ」や、ウツボカズラを小さくしたような見た目の「セファロタス」など様々な虫を食べる植物を展示している。
レクチャー(事前予約制)では、世界各地に自生する様々な食虫植物の紹介やそれぞれ違う虫の捕え方について解説する。また、ハエトリソウが虫を捕える仕組みや、家での育て方についても本物を見ながらレクチャーを行う。不思議がいっぱいな食虫植物の世界をワークシートで楽しみながら学ぶことができる。終了後はハエトリソウを持ち帰ることができるので、家に帰ってからも観察をして夏の自由研究に活用できる。開催日時は7月29日11時30分から。参加費用は1000円。定員は20人(先着順)。応募期間は7月29日11時まで。
ワークショップ(事前予約制)では、食虫植物の「ムシトリスミレ」を使って、森の一部を切り取ったようなボトルテラリウムを作る。家庭の中で楽しむ癒しのインテリアを作成し、持ち帰ることができる。完成したボトルテラリウムは自分だけのオリジナル作品となる。開催日時は、8月2日11時30分から。参加費用は2000円。定員は15人(先着順)。応募期間は8月2日11時まで。
また、8月5日には5種類(サラセニア、ウツボカズラ、ウトリクラリア、ハエトリソウ、モウセンゴケ)約50点の食虫植物の即売会を開催する。夏の自由研究にぴったりな「奇抜な見た目」「面白い生態」の食虫植物を家で観察しながら育てることができる。当日は、植物スタッフが常駐しているので、興味はあるけど育て方がわからないという人も気軽に立ち寄ることができる。
虫を食べる植物はあやしさ満点
神戸どうぶつ王国では、7月21日から8月6日の期間、ウォーターリリーズで「変で楽しい~食虫植物の世界~」を開催している。期間中は、展示だけではなく食虫植物のレクチャー(事前予約制)やワークショップ(事前予約制)、即売会など様々なイベントを開催する。「変で楽しい~食虫植物の世界~」の会場は、上から吊り下がったウツボカズラの下をくぐり抜けると、ガラス水槽のテラリウムに入った食虫植物が展示されている。かなり近くで見ることができるので、変わった形、変わった色をした食虫植物の魅力を感じることができる。虫の捕らえ方も多種多様。解説パネルを読んで本物を見ながら、虫の捕まえ方やなぜ捕まえるのかなどについても学ぶことができる。
展示している注目の食虫植物として、「ムシトリスミレ」は、ピンギキュラとも呼ばれ、北半球と南米に生息する食虫植物。虫の捕らえ方は「粘りつけ式」といって葉の表面にある腺毛からネバネバした液が出て、おびき寄せた虫たちをくっつけて捕まえる。自由を奪われた虫たちは、粘液で溶かされ吸収されてしまう。
「ハエトリソウ」は、ディオネアとも呼ばれ、北アメリカのごく一部に生息する最も有名な食虫植物。虫の捕らえ方は「挟み込み式」といって二枚貝の様な葉をもち、葉の上に来た虫を瞬時に挟んで閉じ込める。挟み込まれた虫は、動けなくなり、消化液により徐々に溶かされていく。
「ウツボカズラ」は、ネペンテスとも呼ばれ、ボルネオを中心とした熱帯アジアに生息する食虫植物。こちらもハエトリソウと同じくかなり有名な種類。虫の捕らえ方は「落とし込み式」といって壺のような葉をもち、一度虫が落ちてしまったらもう二度と出られない。そのまま、壺の中に溜まった消化液で、溶かされ吸収されてしまう。
このほかにも、ネバネバした液体を腺毛から出し虫を捕らえる「モウセンゴケ」や、ウツボカズラを小さくしたような見た目の「セファロタス」など様々な虫を食べる植物を展示している。
レクチャー(事前予約制)では、世界各地に自生する様々な食虫植物の紹介やそれぞれ違う虫の捕え方について解説する。また、ハエトリソウが虫を捕える仕組みや、家での育て方についても本物を見ながらレクチャーを行う。不思議がいっぱいな食虫植物の世界をワークシートで楽しみながら学ぶことができる。終了後はハエトリソウを持ち帰ることができるので、家に帰ってからも観察をして夏の自由研究に活用できる。開催日時は7月29日11時30分から。参加費用は1000円。定員は20人(先着順)。応募期間は7月29日11時まで。
ワークショップ(事前予約制)では、食虫植物の「ムシトリスミレ」を使って、森の一部を切り取ったようなボトルテラリウムを作る。家庭の中で楽しむ癒しのインテリアを作成し、持ち帰ることができる。完成したボトルテラリウムは自分だけのオリジナル作品となる。開催日時は、8月2日11時30分から。参加費用は2000円。定員は15人(先着順)。応募期間は8月2日11時まで。
また、8月5日には5種類(サラセニア、ウツボカズラ、ウトリクラリア、ハエトリソウ、モウセンゴケ)約50点の食虫植物の即売会を開催する。夏の自由研究にぴったりな「奇抜な見た目」「面白い生態」の食虫植物を家で観察しながら育てることができる。当日は、植物スタッフが常駐しているので、興味はあるけど育て方がわからないという人も気軽に立ち寄ることができる。