ファミリーマートは7月28日から順次、Luupが展開する電動・小型・1人乗りのマイクロモビリティのシェアリングサービス「LUUP」のポートを、神奈川県、大阪府、広島県内の「ファミリーマート」計5店舗に導入する。なお、広島県内のコンビニエンスストアにおける、電動キックボードを扱うシェアリングサービスのポート設置は、今回が初となる。

2023年度中に100店舗に拡大

　ファミリーマートでは、店舗敷地内の空きスペースの活用や、利用者の来店促進による加盟店収益の向上を目的としてシェアサイクルの設置を進めており、2022年4月にはLuupとの資本業務提携締結によって、ファミリーマートとLUUPの相互送客などの全面的な協業を行っている。6月末時点で、東京と京都の「ファミリーマート」42店舗に、「LUUP」のポートを導入した。

　今回の、神奈川県、大阪府、広島県内の「ファミリーマート」への「LUUP」ポートの新たな設置は、より多くの人に「ファミリーマート」への来店を促すとともに、観光などの移動手段として使ってもらうべく行われる。

　今後は、展開地域を拡大し、2023年度中に約2倍にあたる100店舗での「LUUP」ポート設置を目指すという。