今や、押しも押されもせぬ、とんかつの名店となった大阪・千林の『とんかつ ふじ井』。
メニューのイチオシを、ブランド豚のリブロースやヘレなどではなく、“ササミカツ”とするのは、いささか店への配慮に欠けているとは思う。
ただ、製菓材を入れているため甘みを感じる衣と、大山鶏のふっくらと柔らかく瑞々しい食感がたまらなく旨いのである。
足繁く通う中で、その異常なまでのササミカツ推しを店主に公認されたばかりか、「ササミカツ新作出します!」と連絡をいただけば、もう行くしかない。
とある土曜の夜、ついにご対面。タルタルをのせたササミカツだ。
ビジュアル通り、1㎜も裏切ることのない味わい。
タルタルの酸味が爽やかで、先述の衣、ササミと三位一体の見事なバランス。
すでに頭は今後のことを算段する。
夜はコース3300円~だが、ササミカツの登場は基本1回のみ。問題はタルタルを選ぶか、プレーンでいくかだ。悩ましい…。あっ、単品で追加注文できるんだった。どっちが先か? どのタイミングで出してもらうか? など、グルグル考えあぐねていると、なんと、
別仕立てのササミカツが登場する。
「これはまだメニュー化していないのでお試し品ですが、こんなのもできます」
やはり、店とは足繁く通えば、通うだけの価値がある。
その秘密兵器のハナシはいずれまた!
『とんかつ ふじ井』
住所/大阪府大阪市旭区千林1-11-5
※こちらの記事は、関西の食のwebマガジン「あまから手帖Online」がお届けしています。
https://www.amakaratecho.jp/amakara/fukumen/1315094_13274.html
メニューのイチオシを、ブランド豚のリブロースやヘレなどではなく、“ササミカツ”とするのは、いささか店への配慮に欠けているとは思う。
ただ、製菓材を入れているため甘みを感じる衣と、大山鶏のふっくらと柔らかく瑞々しい食感がたまらなく旨いのである。
足繁く通う中で、その異常なまでのササミカツ推しを店主に公認されたばかりか、「ササミカツ新作出します!」と連絡をいただけば、もう行くしかない。
とある土曜の夜、ついにご対面。タルタルをのせたササミカツだ。
ビジュアル通り、1㎜も裏切ることのない味わい。
タルタルの酸味が爽やかで、先述の衣、ササミと三位一体の見事なバランス。
すでに頭は今後のことを算段する。
夜はコース3300円~だが、ササミカツの登場は基本1回のみ。問題はタルタルを選ぶか、プレーンでいくかだ。悩ましい…。あっ、単品で追加注文できるんだった。どっちが先か? どのタイミングで出してもらうか? など、グルグル考えあぐねていると、なんと、
別仕立てのササミカツが登場する。
「これはまだメニュー化していないのでお試し品ですが、こんなのもできます」
やはり、店とは足繁く通えば、通うだけの価値がある。
その秘密兵器のハナシはいずれまた!
『とんかつ ふじ井』
住所/大阪府大阪市旭区千林1-11-5
※こちらの記事は、関西の食のwebマガジン「あまから手帖Online」がお届けしています。
https://www.amakaratecho.jp/amakara/fukumen/1315094_13274.html