ヤマダホールディングス(ヤマダHD)とミダックホールディングス(ミダックHD)は、合弁会社の設立に向けた基本合意書を交わした。2023年8月に合弁会社「(仮称)株式会社グリーン・サーキュラー・ファクトリー」の設立を予定している。
両者が協業することで、ヤマダHDの資源循環システムとミダックHDの廃棄物処理能力を組み合わせ、環境対応技術の開発や低炭素・循環型社会の実現に向けて循環型経済圏の構築と利益の最大化を目指す。なお、社長にはヤマダ環境資源開発ホールディングス社長の桑野光正氏が就任する。
リユースやリサイクルの推進を加速
ヤマダHDは、家電を中心に「暮らしまるごと」戦略に向けて各事業セグメントの投資を拡充。その中でも、「家電も資源」と捉える環境事業は販売から再製品化までの一連の製品ライフサイクルの一翼を担っており、リユースやリサイクルのビジネスを推進する重要部門になっている。一方、ミダックHDはサステナビリティ社会の実現に向け、廃棄物の適正処理を通じて持続可能な循環型社会を構築するための投資を続けている。両者が協業することで、ヤマダHDの資源循環システムとミダックHDの廃棄物処理能力を組み合わせ、環境対応技術の開発や低炭素・循環型社会の実現に向けて循環型経済圏の構築と利益の最大化を目指す。なお、社長にはヤマダ環境資源開発ホールディングス社長の桑野光正氏が就任する。