東京観光は前年度の3倍以上に、はとバスが2022年度の利用者数を発表
はとバスは、2022年度(22年7月1日~23年6月30日)における東京観光の利用者数は43万7135人(速報値)と発表した。新型コロナウイルス感染症の影響がない18年度では約57%の回復。21年度と比べて331%と、3倍以上の利用者数となった。
今年に入ってからは、2月にコロナ禍前の18年同月比でオープンバスの利用者数が約2倍、オープンバスを含む全体の利用者数が約74%まで回復。3月は、例年よりも早く桜の開花宣言と見頃を迎えたことから、桜を観賞するコースを中心に利用者数が大幅に増加した。5月は最繁忙期であるゴールデンウィークの観光需要が高く、22年度で最も多くの利用者を獲得。6月も堅調に推移した。
「もっと Tokyo」「全国旅行支援」などで回復傾向に
22年度の利用者数が前年度を大幅に上回ったのは、「もっと Tokyo」「全国旅行支援」などの観光促進事業が実施され、徐々に回復傾向をみせたことが要因。7~8月は新型コロナウイルス感染症の第7波の影響で低調に推移したが、もっと Tokyo再開の9月に感染状況が落ち着き始め、10月の全国旅行支援によって順調に予約が伸びた。今年に入ってからは、2月にコロナ禍前の18年同月比でオープンバスの利用者数が約2倍、オープンバスを含む全体の利用者数が約74%まで回復。3月は、例年よりも早く桜の開花宣言と見頃を迎えたことから、桜を観賞するコースを中心に利用者数が大幅に増加した。5月は最繁忙期であるゴールデンウィークの観光需要が高く、22年度で最も多くの利用者を獲得。6月も堅調に推移した。