オーソ・クリニカル・ダイアグノスティックスは7月1日に、同社のアメリカ本社であるQuidelOrtho Corporationが製造する簡易検査システムについて、これまで日本国内での事業展開を行っていた住友ベークライトからの薬事承継や事業承継上の諸手続きを完了し、事業を引き継ぐことを発表した。
同製品は、電池やバッテリで駆動する検査装置による感染症の検査、救命救急や救急外来、患者のベッドサイトでも緊急検査が可能な心臓疾患の検査に関する検査装置と試薬となっている。
POCT関連の一部を除く全製品を承継
今回の事業承継によって、オーソ・クリニカル・ダイアグノスティックスは2019年から住友ベークライトが展開してきた、POCT(簡易検査)関連の一部を除く全製品を承継することとなる。同製品は、電池やバッテリで駆動する検査装置による感染症の検査、救命救急や救急外来、患者のベッドサイトでも緊急検査が可能な心臓疾患の検査に関する検査装置と試薬となっている。