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「立川高島屋S.C.」2023年11月リニューアルオープン、オーケーが出店

販売戦略

2023/07/06 07:00

 高島屋の連結子会社である東神開発は2023年11月に、「立川高島屋S.C.」(東京都立川市)を全館専門店としてリニューアルオープンする。

「立川高島屋S.C.」(西側)の外観イメージ(左)と、
「オーケー」のロゴ

リニューアルコンセプトは「“立川暮らし”の場」

 「立川高島屋S.C.」は、1970年6月に「立川高島屋」として開業し、移転・増床を経て現在の場所にて営業を続けてきた。その後、一部のフロアを段階的に専門店化し、2018年10月には「立川高島屋S.C.」としてリフレッシュオープンした。

 今回のリニューアルでは、「“立川暮らし”の場」をコンセプトに、デイリー性の強い専門店を誘致することで地域住民の生活必需品ニーズに応えるとともに、体験型施設やイベント、趣味嗜好の集いの場といった、さまざまな新規コンテンツを導入する。あわせて、モノレール下のサンサンロードに面した西側の入口を改装し、誰でも利用可能な滞在空間を創ることで、サンサンロードの賑わいをさらに盛り上げる。
 
リニューアル後のフロア構成

 今回のリニューアル対象となるのは、23年1月31日をもって百貨店区画としての営業を終了した地下1階、1階、3階。また、新たに10階(屋上)を開放し、サポート付き貸し農園を中心としたコミュニティゾーンを新設する。

 地下1階には、経営方針に「高品質・Everyday Low Price」を掲げるディスカウント・スーパーマーケット「オーケー 立川高島屋S.C.店」が出店。立川駅前では最大級となる約507坪の売場面積となる。

 10階(屋上)には、利用者専用の区画で特製大型プランターを利用して野菜づくりができる、アグリメディアの貸し農園サービス「シェア畑 garden」が登場。菜園アドバイザーの指導によって初心者でも年間を通して10~15種類の野菜づくりを気軽に楽しめる。施設内には花やハーブを楽しめるスペースも用意し、作物を使ったワークショップの開催も予定している。

 さらに、屋上に新設するイベント広場では、「シェア畑 garden」と連動したイベントや各種イベントを開催する。リニューアルフロアに出店するオーケー以外の店舗詳細や開業日は9月をめどに別途告知する予定。
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