ダイソーのひんやりグッズで一番効果的なのは!? 3種類を徹底比較
夏が到来してくる時期、気になるのが暑さ対策のひんやりグッズだ。そこで、ダイソーの3商品を購入し、その効果を検証。冷たさ、持ち運びやすさ、持続性など、商品の特徴を紹介する。もちろん、全て100円(税込み110円)。用途に合ったグッズを見つけてほしい。
袋の中に入った水袋が破れることで、粒状の白い冷却材が溶けて冷却が始まる仕組みだそうだ。思いっきり叩かなければ水袋が割れず、最初は加減が分からなかったため、少し苦労した。
破れてからは、みるみる冷却されて白い粒も透明の液体に変化。1分も経たず、ドライアイスくらいキンキンに冷えていった。ドライアイスだと冷凍庫から出した瞬間、どんどん温度が下がってしまうが、こちらは外出先で本当に必要なときにキンキンの状態になってくれるのがうれしい。ただし、使用は1度きり。持ち運びにも便利だが、使い捨ての商品となるのは少し残念な点だ。
早速、水で濡らしてブンブン振り回してみる。ちょっと水分が多い方が冷えやすいかなとビショビショのまま振り回していたら、まわりに水が飛び散ってしまったのでしっかり絞ることをおすすめする(当たり前)。すぐにタオルがひんやりとなった。冷却パックのような冷たさはないが、触ってみるとひんやりと気持ちがいい。
冷たすぎないので、子どもの肌に直接当てられるのもメリットだ。長さがあるので首や手に巻いたり、折りたたんでおでこや脇を冷やしたり、いろんな活用方法ができる。軽くて持ち運びやすいのもありがたい。
衣類にミストをかけるとなると、気になるのが色移りや水分による変色。今回グレーの衣類に多めの5プッシュくらいしてみたが、ミストが細かいため色が変わることなく懸念点はクリアとなった。実際に着てみると、ひんやりして気持ちがいい。一方で、衣類が湿ってしまうので何となくしっとりとして違和感を感じてしまった。肌に直接触れる衣類よりもタオルなどにプッシュしてそれを肌に当てたほうが良さそうだ。やはりパックやタオルに比べると冷たさは劣るが、手軽に持ち運べてどこでもプッシュできる点はありがたい。
3商品とも最初のひんやり感をキープ。ミストは何回もプッシュしたところが一番冷えている。
冷却パックはまだまだ変わらず。クールタオルは最初よりはひんやり感ないが、最初を100の冷たさとするとまだ70くらいをキープ。ミストはほんのりひんやりしているが、だんだん乾いてきている。
冷却パックはどんどん冷たくなっている気がする。気のせいだろうか。クールタオルは5分後とあまり変わらず。冷感ミストはスプレーしていないところにくらべれば冷たいかくらいまで、ぬるくなってしまった。
流石にクールタオルは少しぬるめ。しかし、まだ心地の良い冷たさをキープしている。冷却パックもぬるくなったかと思いきや、袋を揉むと冷たさがやや復活した。
その後も長時間ややひんやりを保っていたが、さすがに1時間以上経つとどれもぬるくなってしまった。
「叩いて瞬間冷却パック」
ひんやり度 ★★★
冷感持続性 ★★☆
持ち運びやすさ ★★☆
「しろくまクールタオル」
ひんやり度 ★★☆
冷感持続性 ★★☆
持ち運びやすさ ★★★
「冷感ミスト(プッシュタイプ、ソープ、100ml)」
ひんやり度 ★☆☆
冷感持続性 ★☆☆
持ち運びやすさ ★★★
上記が3商品を比べた結果。個人的調査であり、場所や温度など条件、人によって感じ方が変わると思うので、そこはご了承いただきたい。(エフェクト・霜越緑)
冷凍の必要なし! 叩くだけでキンキンに冷える瞬間冷却パック
叩いた瞬間に冷たくなる魔法のような袋があるのをご存知だろうか。筆者はまったく知らなかったのだが、どうやら流行っており、さまざまなメーカーから販売されているそうだ。というわけで、半信半疑ながら購入してみたダイソーの「叩いて瞬間冷却パック」を早速使ってみたい。袋の中に入った水袋が破れることで、粒状の白い冷却材が溶けて冷却が始まる仕組みだそうだ。思いっきり叩かなければ水袋が割れず、最初は加減が分からなかったため、少し苦労した。
破れてからは、みるみる冷却されて白い粒も透明の液体に変化。1分も経たず、ドライアイスくらいキンキンに冷えていった。ドライアイスだと冷凍庫から出した瞬間、どんどん温度が下がってしまうが、こちらは外出先で本当に必要なときにキンキンの状態になってくれるのがうれしい。ただし、使用は1度きり。持ち運びにも便利だが、使い捨ての商品となるのは少し残念な点だ。
必要なのは水だけ! 紫外線も防ぐクールタオル
水に濡らして絞って振るだけで、冷たくなるという便利なタオル。洗濯しても、紫外線カット効果をキープしてくれるという夏に必須のアイテムだ。早速、水で濡らしてブンブン振り回してみる。ちょっと水分が多い方が冷えやすいかなとビショビショのまま振り回していたら、まわりに水が飛び散ってしまったのでしっかり絞ることをおすすめする(当たり前)。すぐにタオルがひんやりとなった。冷却パックのような冷たさはないが、触ってみるとひんやりと気持ちがいい。
冷たすぎないので、子どもの肌に直接当てられるのもメリットだ。長さがあるので首や手に巻いたり、折りたたんでおでこや脇を冷やしたり、いろんな活用方法ができる。軽くて持ち運びやすいのもありがたい。
さわやかな香りが爽快感をプラス 冷感ミスト
衣類にスプレーするタイプの冷感剤も、人気を博しているらしい。衣類から15cmほど離して3プッシュほどミストをかける。そうすると、衣類がひんやりとする仕組みだ。ワンプッシュでメントールがかなり強烈に香り、爽やかさをプラスしてくれた。ミント系の香りが苦手な人や子ども、ペットには刺激が強すぎるかもしれないので要注意。衣類にミストをかけるとなると、気になるのが色移りや水分による変色。今回グレーの衣類に多めの5プッシュくらいしてみたが、ミストが細かいため色が変わることなく懸念点はクリアとなった。実際に着てみると、ひんやりして気持ちがいい。一方で、衣類が湿ってしまうので何となくしっとりとして違和感を感じてしまった。肌に直接触れる衣類よりもタオルなどにプッシュしてそれを肌に当てたほうが良さそうだ。やはりパックやタオルに比べると冷たさは劣るが、手軽に持ち運べてどこでもプッシュできる点はありがたい。
冷たさと持続性を比べてみた!
次に、三つの商品を同時に使用し、冷却時間や冷たさを比べてみた。まず、冷たさについては圧倒的に瞬間冷却パックの優勝。次いでクールタオル、冷感ミストとなった。続いて冷却時間。今回は約27度の部屋の床に放置したので、環境や使い方によって全く異なるだろうが、以下、参考にしてほしい。2分後
3商品とも最初のひんやり感をキープ。ミストは何回もプッシュしたところが一番冷えている。
5分後
冷却パックはまだまだ変わらず。クールタオルは最初よりはひんやり感ないが、最初を100の冷たさとするとまだ70くらいをキープ。ミストはほんのりひんやりしているが、だんだん乾いてきている。
15分後
冷却パックはどんどん冷たくなっている気がする。気のせいだろうか。クールタオルは5分後とあまり変わらず。冷感ミストはスプレーしていないところにくらべれば冷たいかくらいまで、ぬるくなってしまった。
30分後
流石にクールタオルは少しぬるめ。しかし、まだ心地の良い冷たさをキープしている。冷却パックもぬるくなったかと思いきや、袋を揉むと冷たさがやや復活した。
その後も長時間ややひんやりを保っていたが、さすがに1時間以上経つとどれもぬるくなってしまった。
用途によって使い分けすれば便利に活用できるひんやりグッズ
それぞれ一長一短あるため、用途や使う場所によって最適なグッズを選ぶべきだと感じた。「叩いて瞬間冷却パック」
ひんやり度 ★★★
冷感持続性 ★★☆
持ち運びやすさ ★★☆
「しろくまクールタオル」
ひんやり度 ★★☆
冷感持続性 ★★☆
持ち運びやすさ ★★★
「冷感ミスト(プッシュタイプ、ソープ、100ml)」
ひんやり度 ★☆☆
冷感持続性 ★☆☆
持ち運びやすさ ★★★
上記が3商品を比べた結果。個人的調査であり、場所や温度など条件、人によって感じ方が変わると思うので、そこはご了承いただきたい。(エフェクト・霜越緑)