京浜急行バス（京急バス）、東急バスの100％子会社である東急トランセ、江ノ電バス、ジェーシービー (JCB)、レシップ、QUADRACは、7月1日から、羽田空港をつなぐ対象路線で、JCBのタッチ決済の取り扱いを開始する。羽田空港に乗り入れている空港リムジンバスでJCBのタッチ決済の導入は初となる。

インバウンド旅客の利便性向上へ

　これにより、バス乗車時にJCBのタッチ決済に対応したカードやスマートフォンなどを決済端末にかざすことで、直接車内で運賃を支払うことが可能となり、現金の用意やICカードへのチャージが不要になる。同サービスを通して、今後も国内の乗客はもちろん、急速に増加するインバウンド旅客のさらなる利便性向上を目指していく。

　対象路線は、羽田空港ゆき、横浜駅ゆきで利用可能となる路線が、「空港バス 羽田空港～横浜駅（YCAT）線」。羽田空港ゆきのみで利用可能となる路線が、「空港バス 羽田空港～山下公園・みなとみらい地区･赤レンガ倉庫線」、「空港バス 羽田空港～大船駅・藤沢駅線」、「空港バス 羽田空港～大船駅・鎌倉駅線」、「空港バス 羽田空港～大井町駅・大崎駅・武蔵小山駅線」。

　JCBのタッチ決済での支払い履歴については、QUADRACが提供するQ-Moveサイトで会員登録をすると確認できる。