• ホーム
  • トレンド
  • 「結婚祝いギフト」調査、「贈り手」も「貰い手」も「カジュアルな贈り物」を希望

「結婚祝いギフト」調査、「贈り手」も「貰い手」も「カジュアルな贈り物」を希望

暮らし

2023/06/26 18:00

 ユーザーライクは6月22日に、20~40代の男女800名を対象に実施した、結婚祝いギフトに関する調査の結果を発表した。同調査は、6月9日~12日の期間に行われている。

半数超の人が新型コロナ禍以降、
知人/友人の結婚をSNS投稿で知ることが「増えた」と回答

「LINEや電話」で知るから「結婚祝いをしていない」

 調査対象者に、新型コロナ禍以降にSNS投稿で知人/友人の結婚を知ることが増えたかを尋ねたところ、「増えた」とする回答が56.6%に達した。
 
20代・30代では
「LINEや電話」で知人/友人の結婚を知ることが多い

 知人/友人の結婚を知る手段を年代別でみると、40代では「直接会ったとき」(51.7%)がもっとも多いのに対して、20代・30代では「LINEや電話」が最多となっている。また、20代では「SNS投稿」(34.3%)を通じて知人/友人の結婚を知ることが、他の年代よりも突出して多い。
 
8割近くの人が「会う機会があれば結婚祝いを渡したい」と回答も、
半数超が「会う機会がないため結婚祝いをしていない」ことが明らかに

 結婚祝いギフトについては、「会う機会があれば贈り物を渡したい」という回答が77.8%に達する一方で、実際には「会う機会がないため結婚祝いをしていない」という人が54.4%を占めている。年代別では、知人/友人の結婚をSNS投稿で知ることの多い20代が、「結婚祝いをしていない」割合が最多となった。
 
20代の結婚祝いができていない理由、
「会う機会がない」が最多に。
一方で気遣いによるお祝いの見送りも

 20代における、結婚祝いができていない理由を詳しくみると、「機会がない」(59.7%)がもっとも多い。一方で、「相手の負担になりたくない/気を遣わせたくないから」(43.7%)という回答も目立った。
 
結婚祝いギフトは気楽に贈れるカジュアル志向に。
ECギフトの利用意向も高まる

 結婚祝いギフト選びについて尋ねた質問では、「カジュアルな贈り物のほうが気が楽」(83.8%)、「相手の負担にならないカジュアルなものがよい」(83.4%)といった、カジュアルな結婚祝いギフトの利用意向が高いことが明らかになっている。また、「結婚祝いの方法はカジュアルになっている」と実感している人が8割超を占めた。結婚祝いギフトの購入方法や贈る手段としては、ECギフトの利用意向が71.7%に達している。
 
結婚祝いギフトを「もらう」側からも
カジュアルなギフトを希望する声が多い

 結婚祝いギフトをもらった経験のある人に、結婚祝いギフトを受け取る際の感情を尋ねたところ、「お返しが大変だと思う」(76.5%)、「高価なギフトをもらうのは申し訳ない」(72.5%)といった意見が多く寄せられた。また、結婚祝いギフトについて「カジュアルな贈り物をもらいたい」という意見も69%に達している。気軽にもらえる結婚祝いギフトの金額としては、「2000~3000円未満」がもっとも多い。
 
結婚祝いギフトは「ちょい足し」で特別感を演出

 結婚祝いギフトのカジュアル化が進む一方で、ギフトを「贈る側」「もらう側」双方とも、「ちょい足しギフト」に特別感を感じることが明らかになった。結婚祝いギフトに「ちょい足し」したいものとしては、「花」(38.2%)、「タオル・ハンカチ」(34.3%)、「入浴剤や石けん」(30.8%)が上位となっている。
ギャラリーページ