埼玉県飯能市は、2023年7月1日~12月28日の期間に省エネ性能の高いエアコン・冷蔵庫(新品)を購入し、市内の自宅に設置した個人を対象とした「省エネ家電普及促進補助事業」を実施する。補助金額は最大3万円で、エアコンまたは冷蔵庫のどちらか1台、1世帯1回のみ。事業の詳細や「よくある質問」を6月21日にウェブサイトで公開、市広報7月号でも紹介する。
飯能市「省エネ家電普及促進補助事業」では、補助対象者の条件をすべて満たし、所定の手続きを行うと、インターネット通販を含む市外店舗で購入した場合は1万円、市内店舗(大型家電量販店)で購入した場合は2万円、市内店舗(大型家電量販店以外)では購入した場合は3万円を上限に購入費用の50%を補助する。ファミリー用冷蔵庫やリビング用エアコンの価格はおおむね6万円以上のため、購入先に応じた上限額がそのまま補助額となる。
申込受付は8月1日から開始し、先着順で予算額に達し次第、終了となる。ただし、8月中に予算額に達した場合に限り、8月末までの申請者を対象に抽選(公開)を行い、補助金の交付者を決定する。
補助の対象となるエアコンは、「統一省エネラベル目標年度2010年度、省エネ基準達成率が114%以上」または「統一省エネラベル目標年度2027年度、省エネ基準達成率が100%以上」、冷蔵庫は、「統一省エネラベル目標年度2021年度、多段階評価が三つ星以上かつ省エネ基準達成率が100%以上」。なお、”2台目の冷蔵庫”として人気が高まりつつある冷凍庫は対象外。
統一省エネラベルとは、家電製品の省エネ性能や目安となる消費電力料金がひと目で分かるラベル。対象製品は、省エネ型製品情報サイト(https://seihinjyoho.go.jp/)から探せる。
経済産業省がまとめた「エネルギー白書2023」によると、95年と比較すると、エアコンのエネルギー消費効率は大幅に向上しており、05年と比べても向上している。冷蔵庫は15年度以降JIS規格が改訂されているため単純に比較できないが、同一基準で比較可能な15年と比べると直近は向上している。よって、古い機種から最新の消費電力を低減した機種に買い替えることで、家庭における消費電力の削減や温室効果ガスの排出抑制が期待できる。
先着順で購入先に応じて1~3万円補助 8月中に予算を超えた場合は抽選
東京都は、家庭のゼロエミッション行動推進事業として、省エネ性能の高いエアコン、冷蔵庫、給湯器、LED照明器具を購入した都民(個人)に、商品券・LED割引券に交換可能な「東京ゼロエミポイント」を付与する事業を19年10月から実施しているが、都民対象のため、飯能市民は利用できなかった。飯能市「省エネ家電普及促進補助事業」では、補助対象者の条件をすべて満たし、所定の手続きを行うと、インターネット通販を含む市外店舗で購入した場合は1万円、市内店舗(大型家電量販店)で購入した場合は2万円、市内店舗(大型家電量販店以外)では購入した場合は3万円を上限に購入費用の50%を補助する。ファミリー用冷蔵庫やリビング用エアコンの価格はおおむね6万円以上のため、購入先に応じた上限額がそのまま補助額となる。
申込受付は8月1日から開始し、先着順で予算額に達し次第、終了となる。ただし、8月中に予算額に達した場合に限り、8月末までの申請者を対象に抽選(公開)を行い、補助金の交付者を決定する。
補助の対象となるエアコンは、「統一省エネラベル目標年度2010年度、省エネ基準達成率が114%以上」または「統一省エネラベル目標年度2027年度、省エネ基準達成率が100%以上」、冷蔵庫は、「統一省エネラベル目標年度2021年度、多段階評価が三つ星以上かつ省エネ基準達成率が100%以上」。なお、”2台目の冷蔵庫”として人気が高まりつつある冷凍庫は対象外。
統一省エネラベルとは、家電製品の省エネ性能や目安となる消費電力料金がひと目で分かるラベル。対象製品は、省エネ型製品情報サイト(https://seihinjyoho.go.jp/)から探せる。
経済産業省がまとめた「エネルギー白書2023」によると、95年と比較すると、エアコンのエネルギー消費効率は大幅に向上しており、05年と比べても向上している。冷蔵庫は15年度以降JIS規格が改訂されているため単純に比較できないが、同一基準で比較可能な15年と比べると直近は向上している。よって、古い機種から最新の消費電力を低減した機種に買い替えることで、家庭における消費電力の削減や温室効果ガスの排出抑制が期待できる。