かっこは6月20日に、同社の提供する不正注文検知サービス「O-PLUX」と「不正チェッカー」において、悪質な転売に対する対策を強化すべく、従来の転売における情報を自社だけではなく横断的に活用できる「買い回り検知機能」をリリースした。
悪質転売では、1つのサイトを狙うのではなくバレにくいよう複数のサイトで買い回りを行う傾向がある。また、「転売ヤー」は自身の身元を隠すため代理購入のバイトなどを通じて一般の人々に商品を購入させ、それを自分のもとに転送するケースもみられる。このような状況では、事業者にとっては注文情報が一般の人々のものであり、転売かどうかを判断することが非常に難しい。
そこで、「買い回り検知機能」ではかっこがこれまでに蓄積してきた11万以上の累計導入サイトデータを活用して、類似した住所を正規化して統一することによって、加盟店横断でのチェックを可能にし、転売をより高精度に検知できるようにした。具体的には、異なる加盟店で同じ送り先から○時間以内に10回以上の注文といった、転売になりやすい傾向を利用して検知を可能にしており、転売行為をより早く発見して自社の範囲を超えた不正転売を把握できるようになり、自社の売上とブランド価値を守れる。
「O-PLUX」は、データサイエンスを活用した独自の審査ロジックによって、不正注文をリアルタイムに検知して、クレジットカードのなりすまし注文、不正転売・悪質転売、後払い未払いといった不正被害の防止および審査業務の自動化を実現するクラウドサービス。
コスメや健康食品の「初回限定品」「サンプル品」の転売に効果
今回リリースされた「買い回り検知機能」は、いわゆる「転売ヤー」が特にコスメや健康食品などに多い、定価より安価な初回限定価格の設定された商品を大量に購入し、それを定価よりも安く転売することで、購入者が正規サイトではなく安価な転売先のサイトから商品を購入するようになり、自社の売上に悪影響を与える可能性があることから、このような不正転売を効果的に検知するために開発されている。悪質転売では、1つのサイトを狙うのではなくバレにくいよう複数のサイトで買い回りを行う傾向がある。また、「転売ヤー」は自身の身元を隠すため代理購入のバイトなどを通じて一般の人々に商品を購入させ、それを自分のもとに転送するケースもみられる。このような状況では、事業者にとっては注文情報が一般の人々のものであり、転売かどうかを判断することが非常に難しい。
そこで、「買い回り検知機能」ではかっこがこれまでに蓄積してきた11万以上の累計導入サイトデータを活用して、類似した住所を正規化して統一することによって、加盟店横断でのチェックを可能にし、転売をより高精度に検知できるようにした。具体的には、異なる加盟店で同じ送り先から○時間以内に10回以上の注文といった、転売になりやすい傾向を利用して検知を可能にしており、転売行為をより早く発見して自社の範囲を超えた不正転売を把握できるようになり、自社の売上とブランド価値を守れる。
「O-PLUX」は、データサイエンスを活用した独自の審査ロジックによって、不正注文をリアルタイムに検知して、クレジットカードのなりすまし注文、不正転売・悪質転売、後払い未払いといった不正被害の防止および審査業務の自動化を実現するクラウドサービス。