デジタル庁、誰でも利用できる「イラスト・アイコン素材集」を配布 「人に優しいデジタル化」の一環
デジタル庁は6月12日、年初にプロジェクトを発足して制作を進めてきた「イラストレーション・アイコン素材集」を、府省庁や自治体、事業者など誰でも使えるように配布すると発表した。6月中に、ウェブやアプリで利用できる素材を配布する予定。
デジタル庁は、マイナンバーに関連する行政のデジタル手続きは専門用語が多く、わかりにくいため、イラストやアイコンなどを活用して一目でわかりやすく伝える必要があるという課題を抱えていた。
ただ、政府として公式に配布する専用素材がなかったため、府省庁や地方自治体、民間サービスがそれぞれ独自に作成する必要があり、表現が伝え手によってバラバラになっていた。また、別々の機関が同じものを制作するコストや、検討する時間などの無駄が生じていた。
だれでも利用できる素材集を配布することで、こうした無駄なコストや時間を省くことができるという。
今回のイラスト・アイコン素材集の配布は、デジタル庁が掲げる「誰一人取り残されない、人に優しいデジタル化」の一環として行われる。
「マイナンバーの行政手続きがわかりにくい」という課題
デジタル庁は、マイナンバーに関連する行政のデジタル手続きは専門用語が多く、わかりにくいため、イラストやアイコンなどを活用して一目でわかりやすく伝える必要があるという課題を抱えていた。
ただ、政府として公式に配布する専用素材がなかったため、府省庁や地方自治体、民間サービスがそれぞれ独自に作成する必要があり、表現が伝え手によってバラバラになっていた。また、別々の機関が同じものを制作するコストや、検討する時間などの無駄が生じていた。
だれでも利用できる素材集を配布することで、こうした無駄なコストや時間を省くことができるという。
今後もイラスト・アイコンを改善・拡充していく
6月中に配布を予定するイラスト・アイコン素材は、「行政手続の種類、中身を伝えるもの」や「オンライン行政手続で頻出するマイナンバーカードの使い方を表すもの」「マイナンバーカードの申請方法の解説」など、一部の利用シーンに絞って作成。今後は、府省庁・自治体、民間企業などからの意見をもとに改善・拡充していく予定だ。今回のイラスト・アイコン素材集の配布は、デジタル庁が掲げる「誰一人取り残されない、人に優しいデジタル化」の一環として行われる。