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2024年春からは青と黄色の「Vポイント」へ 決済・ポイントをより使いやすく

 三井住友フィナンシャルグループ(SMFG、同社グループを総称してSMBCグループ)、三井住友カード(SMCC)、カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC、同社グループを総称してCCCグループ)、CCCMKホールディングス(CCCMKHD)は6月13日、SMBCグループが提供する「Vポイント」とCCCグループが提供する「Tポイント」の統合に関し、新ポイントの名称を「Vポイント」とし、統合で消滅する「Tポイント」のカラーを踏襲した青と黄色の「Vポイント」の新ロゴを発表した。

青と黄色の「Vポイント」

SMBCグループとCCCグループの新たなポイントサービスがいよいよ本格稼働

 統合後の新「Vポイント」は、共通ポイントサービスとして、より多くの人がポイントを意識せずともよくたまり、使いやすく自由で安心で特定の経済圏に縛られない、「みんなが使えるポイント」を目指す。開始時期は2024年春の予定。
 
新共通ポイント「Vポイント」の経済圏イメージ。
他の共通ポイントに比べ、縛りの少ない「みんなが使えるポイント」を目指す

 既存のTポイント・Vポイントは、統合後も引き続き1ポイント=1円分として利用でき、加えて、これまで利用先が限られていたVポイントは、Tポイント提携先など、幅広いシーンで利用できるようになる。さらに、Tポイント提携先で三井住友カードを利用するとダブルでポイントがたまる。

 新ポイントサービスの提供に向け、SMFGとSMCCは、2023年4月10日にCCCMKHDへの出資を完了した。SMCCの決済サービスや、SMBCグループの総合金融サービス「Olive」などを通じて、これまでよりも「ためやすく」「使いやすく」なった新「Vポイント」が、さまざまな金融・非金融サービスをつないでいく。
 
CCCMKHDの資本構成

 24年春をめどに開始予定の新「Vポイント」は、三井住友カード(Vポイントが付与されるカード)決済のほか、SMBCグループの三井住友銀行、SMBC日興証券、SMBCコンシューマーファイナンスやSBI証券などを利用することでもたまる。
 
CCCグループ、SMBCグループそれぞれでキャンペーンを開催

 なお、今後、既存のVポイントアプリと同様、たまったポイントを、世界のVisa加盟店での支払いに利用できる決済機能をTポイントアプリにも搭載する予定。これにより、一つのアプリで、あらゆる場所でポイントをためて使えて支払いも完了できる、利便性の高いサービスが実現する。新ポイントサービスの詳細はTポイントサイト内の特設サイト(https://web.tsite.jp/vpoint/)で紹介している。
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