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千葉・房総の地酒を電車内で楽しむ、JR東日本が7月8日から実施

暮らし

2023/06/10 10:00

 東日本旅客鉄道(JR東日本)の千葉支社は7月に、千葉県酒造組合の協力のもと、房総の地酒を車内で楽しめる列車「BOSO地酒バルトレイン」を運行する。7月8日が南房総エリア、7月9日が北総エリアを運行し、車内では3酒蔵の地酒各4銘柄を試飲できるほか、蔵人によるおもてなしの実施も予定している。

(左から)運行に使用される車両
「B.B.BASE(209系6両編成)」、2人専用席、3・4人専用席

蔵人によるおもてなし

第1~3回に車内で試飲可能な地酒の銘柄(一部)

 7月8日のBOSO地酒バルトレイン南房総は、第1回が上総一ノ宮駅を9時1分に出発し、安房鴨川駅経由で館山駅に11時3分に到着する。車内では、稲花酒造の「純米吟醸 一の宮」「純米かもし酒」「稲花 上撰」「1787~炎~」、木戸泉酒造の「木戸泉 アクチバ2022 純米酒」「木戸泉 瓶囲い 純米酒」「ハンドシェイク」「アフス原酒」、吉野酒造の「腰古井 推奨」「腰古井 純米酒」「腰古井 純米原酒コシヒカリ」「腰古井 辛」を楽しめる。

 第2回は館山駅を11時19分に出発し、佐貫町駅で折り返して、館山駅に13時25分に到着する。車内では、木戸泉酒造の「木戸泉 アクチバ2022 純米酒」「木戸泉 瓶囲い 純米酒」「ハンドシェイク」「アフス原酒」、吉野酒造の「腰古井 推奨」「腰古井 純米酒」「腰古井 純米原酒コシヒカリ」「腰古井 辛」、和蔵酒造の「竹岡 純米吟醸」「竹岡 特別純米」「聖泉 純米吟醸」「聖泉 夏吟醸」を楽しめる。

 第3回は安房鴨川駅を16時5分に出発し、勝浦駅経由で上総一ノ宮駅に18時19分に到着する。車内では、稲花酒造の「純米吟醸 一の宮」「純米かもし酒」「稲花 上撰」「1787~炎~」、木戸泉酒造の「木戸泉 アクチバ2022 純米酒」「木戸泉 瓶囲い 純米酒」「ハンドシェイク」「アフス原酒」、吉野酒造の「腰古井 推奨」「腰古井 純米酒」「腰古井 純米原酒コシヒカリ」「腰古井 辛」を楽しめる。

 なお、各回共通でイベント車両(4号車)で、リキュール(吉野酒造の「夏みかん酒」、和蔵酒造の「柚子酒」、亀田酒造の「びわ酒」)を試飲できる。
 
第4~6回に車内で試飲可能な地酒の銘柄(一部)

 7月9日のBOSO地酒バルトレイン北総は、第4回が佐倉駅を10時3分に出発し、鹿島神宮駅で折り返して、佐原駅に12時2分に到着。第5回は佐倉駅を13時14分に出発し、佐原駅経由で銚子駅に15時17分に到着。第6回は銚子駅を15時31分に出発し、成東駅経由で佐倉駅に17時29分に到着する。

 各回とも車内では、旭鶴の「旭鶴 純米吟醸」「旭鶴 特別純米佐倉城」「旭鶴 特別本醸造拾壱萬石」「旭鶴 上撰」、東薫酒造の「吟醸 二人静」「純米吟醸 卯兵衛」「特別純米 ふさこがね」「本醸造 辛口」、守屋酒造の「舞桜 吟醸辛口」「舞桜 こだわり純米」「しだれ桜 純米大吟醸」「舞桜 辛口純米」が楽しめる。

 さらに、イベント車両(4号車)にて、リキュール(旭鶴の「①サムライム」、東薫酒造の「柚子酒」、守屋酒造の「いちご酒」)の試飲が可能となっている。

 料金は各回4000円で、料金に列車代、地酒の試飲(12種類、各30mL)、酒蔵自慢のリキュール(3種類、各30mL)、軽食(おつまみ3品程度)、ミネラルウォーター1本(500mL)が含まれる。

 募集人数は各回最大60人(2名専用席×12枠、3・4名専用席×9枠)で、1人での申し込みはできない。また、20歳未満の申し込みも不可。定員に達し次第、申し込み受け付けを終了する。