日々の生活や仕事に活力を与えてくれる「推し活」がブームだ。アニメのキャラクターやアイドル、YouTuber、VTuber、ペット、子ども、孫など愛でる対象は人それぞれ。ビックカメラ有楽町店の地下2階のフロアでは4月から、お客の推し活をサポートする「推し事応援隊」コーナーを展開している。
もともとは家族の記念写真などを飾る額縁を展示していたが、「推し活」をサポートする売り場をつくってみてはどうかという、光学製品専門メーカーのケンコー・トキナからの提案もあり、谷井主任もコーナーづくりに参加した。谷井主任自身、推し活を応援する商品群が増えていると思っていたところだった。
驚くことに、コーナーの額縁に飾ってあるイラストは、すべて谷井主任が描いた作品とのこと。趣味で10年以上続けているという腕前で描かれたイラストは、コーナーを盛り上げるのに十分すぎるほどの存在感を放っている。
谷井主任のおススメは、背景が透明な額縁。2枚の透明な板の間に推しの写真などを入れるシンプルな商品だが、あえて4枚の写真やイラストをスペースを開けながら飾るのだ。こうすることで影が生まれて、推しを立体的に演出できるという。
「立体感があった方が写真や絵が面白く、きれいに見えます。写真同士の連帯感も生まれたり、微妙な味わいが楽しめます。普通の額縁よりもおしゃれに飾れるのです」と、谷井主任は透明な額縁の飾り方や楽しみ方を説明する。
音楽系の推し活では、ジャケットとCDの盤面を一緒に飾ったり、3枚のジャケットを一緒に飾ったりできる額もある。推しをプリントしたオリジナルTシャツを飾るなど、推しの数だけ、谷井主任のアイデアも次々とわいてくるようだ。
極め付きは「御朱印」用の額縁。蛇腹式や和綴じの御朱印帳を見開きで飾れるのだ。確かに、参拝したことを証明する御朱印を収集するために、御朱印帳を持って神社や寺を巡る楽しみが数年前から流行っているぐらいだから、これも一つの推し活といえるのだろう。
「お客様のアイデアの引き出しを開けてあげるのも販売員の仕事だと思っています。家でもこういう展示ができたら、もっともっと生活が楽しくなることをお伝えしていきたいですね」と語る谷井主任は、今後も「推し事応援隊」としてお客の推し活をサポートしていく。有楽町に行く機会があれば、ビックカメラ有楽町店の地下2階ものぞいてみると楽しめるだろう。(BCN・細田 立圭志)
イラストは販売員の谷井主任の作品!
「お客様が自宅で飾った際のイメージがしやすいように、白い壁に木目調の棚をデザインした売り場にしました」――。ビックカメラ有楽町店で写真プリントコーナーを担当する谷井千尋主任は「推し事応援隊」コーナーのポイントについて語る。もともとは家族の記念写真などを飾る額縁を展示していたが、「推し活」をサポートする売り場をつくってみてはどうかという、光学製品専門メーカーのケンコー・トキナからの提案もあり、谷井主任もコーナーづくりに参加した。谷井主任自身、推し活を応援する商品群が増えていると思っていたところだった。
驚くことに、コーナーの額縁に飾ってあるイラストは、すべて谷井主任が描いた作品とのこと。趣味で10年以上続けているという腕前で描かれたイラストは、コーナーを盛り上げるのに十分すぎるほどの存在感を放っている。
透明な額縁は「推し」をおしゃれに演出
推しを飾るための額縁や写真立てのライアンアップは実にさまざまだ。アニメキャラクターのミニ色紙をきれいに飾れるミニ色紙サイズの額縁もあれば、推しの写真とアクリルスタンドを一緒に飾れる立体的な額縁もある。写真は裏面から通常の額縁と同様に入れ、アクリルスタンドは手前から入れられる。手前の窓はマグネット式で取り外せるため、アクリルスタンドの出し入れや、角度の調整なども簡単にできる。谷井主任のおススメは、背景が透明な額縁。2枚の透明な板の間に推しの写真などを入れるシンプルな商品だが、あえて4枚の写真やイラストをスペースを開けながら飾るのだ。こうすることで影が生まれて、推しを立体的に演出できるという。
「立体感があった方が写真や絵が面白く、きれいに見えます。写真同士の連帯感も生まれたり、微妙な味わいが楽しめます。普通の額縁よりもおしゃれに飾れるのです」と、谷井主任は透明な額縁の飾り方や楽しみ方を説明する。
スマホ用レンズや「御朱印帳ディスプレイフレーム」まで!
他にも、推しを撮影する際のスマホカメラ用の望遠や広角、魚眼、接写レンズなども一緒に展示。人それぞれの推しの対象にあわせたレンズが選べる。「推しのシャッターチャンスはいつ訪れるかわからないので、好みのレンズを常備しているといいと思います」と谷井主任はアドバイスする。音楽系の推し活では、ジャケットとCDの盤面を一緒に飾ったり、3枚のジャケットを一緒に飾ったりできる額もある。推しをプリントしたオリジナルTシャツを飾るなど、推しの数だけ、谷井主任のアイデアも次々とわいてくるようだ。
極め付きは「御朱印」用の額縁。蛇腹式や和綴じの御朱印帳を見開きで飾れるのだ。確かに、参拝したことを証明する御朱印を収集するために、御朱印帳を持って神社や寺を巡る楽しみが数年前から流行っているぐらいだから、これも一つの推し活といえるのだろう。
「お客様のアイデアの引き出しを開けてあげるのも販売員の仕事だと思っています。家でもこういう展示ができたら、もっともっと生活が楽しくなることをお伝えしていきたいですね」と語る谷井主任は、今後も「推し事応援隊」としてお客の推し活をサポートしていく。有楽町に行く機会があれば、ビックカメラ有楽町店の地下2階ものぞいてみると楽しめるだろう。(BCN・細田 立圭志)