「まいと~く」や「MaLion」などを販売するソフトメーカーのインターコムは6月8日、東京・帝国ホテルでイベント「インターコム40周年 感謝の会」を開催した。インターコムの設立日が6月8日ということで、記念日に開催することになった。
イベント冒頭では、高橋啓介会長が「『コンピューター通信のノウハウ』『素晴らしい友人』『運』の三つで立ち上げた」と設立当時のエピソードを切り出しながら、これまでを振り返った。一時期、上場について検討していたが、「08年にリーマン・ショックが起こり、『果たして上場が必要なのか』と思いとどまった」という。それ以降、「私の時代では上場せず、好きなことをしようと考えた」とのことだ。
最後に、高橋会長は「ロマンを追い求めつつ、そろばんをはじいて、100年時代といわれている中、わくわくドキドキしながら100年企業を目指していく」と述べて、挨拶を締めくくった。
なお、「ロマンとそろばん」というのは高橋会長が好きな言葉。イベントの会場内では、高橋会長が18~22年に自社のメールマガジンで毎月連載していたコラムをまとめた「続・ロマンとそろばん ソフト会社CEOの独り言」(編集・BCN、発行・インプレスR&D)が各テーブルに置かれていた。
続いて、来賓の挨拶としてエイアンドピープルの浅井満知子社長が登壇。高橋会長との出会いについて語ったほか、イメージについては「高橋会長は、『あったらいいなを形にしてくれるIT業界のドラえもん』『新しい目でみる力、発想する力を持つ経営者』『風林火山のように変化に挑む勇者』」という。
須藤美奈子社長については「須藤社長は、台湾に赴任したとき、『通訳を通したら相手に伝わらない』ということで中国語を独学で覚えたり、売上目標を達成するため、『コツコツと当たり前のことを行うだけ』など、真摯に生きることを全うしている人という印象を受けた」とのことだ。
乾杯の音頭を取ったのは、BCNの奥田芳恵社長。乾杯前には「高橋会長は『仕事は夢だけでは成り立たない。でも、夢を見ながらの方がおもしろい』と、まさにロマンとそろばんを40年にわたって両立させている」と述べたほか、須藤社長体制となった今、「100年企業を掲げていることから、守りに強く、そして新しいことにもチャレンジする力持っている。須藤社長の思い描く企業像がインターコム様の姿勢に表れている」とメッセージを送った。
イベントの歓談中には、インターコム幹部陣の紹介があったほか、女性ジャズ・サックス奏者の堤智恵子氏による演奏など、会場が盛り上がる企画も実施された。
最後の挨拶では、須藤社長が登壇。「私を含めて、今回は女性の方の登壇がほとんど。実は「たまたま」ではあるが、このような「たまたま」が日本中で日常的に起こればいいと思っている」と話した。
「運」などで設立
インターコムの設立は1982年。2022年で40周年、23年で41年を迎えている。多くのパートナー企業と強い信頼関係を築いているほか、S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンスの中堅・中小企業専用格付けで13年連続の最上位「aaa(トリプルエー)」を獲得するなど、外部からの評価が高い。イベント冒頭では、高橋啓介会長が「『コンピューター通信のノウハウ』『素晴らしい友人』『運』の三つで立ち上げた」と設立当時のエピソードを切り出しながら、これまでを振り返った。一時期、上場について検討していたが、「08年にリーマン・ショックが起こり、『果たして上場が必要なのか』と思いとどまった」という。それ以降、「私の時代では上場せず、好きなことをしようと考えた」とのことだ。
最後に、高橋会長は「ロマンを追い求めつつ、そろばんをはじいて、100年時代といわれている中、わくわくドキドキしながら100年企業を目指していく」と述べて、挨拶を締めくくった。
なお、「ロマンとそろばん」というのは高橋会長が好きな言葉。イベントの会場内では、高橋会長が18~22年に自社のメールマガジンで毎月連載していたコラムをまとめた「続・ロマンとそろばん ソフト会社CEOの独り言」(編集・BCN、発行・インプレスR&D)が各テーブルに置かれていた。
続いて、来賓の挨拶としてエイアンドピープルの浅井満知子社長が登壇。高橋会長との出会いについて語ったほか、イメージについては「高橋会長は、『あったらいいなを形にしてくれるIT業界のドラえもん』『新しい目でみる力、発想する力を持つ経営者』『風林火山のように変化に挑む勇者』」という。
須藤美奈子社長については「須藤社長は、台湾に赴任したとき、『通訳を通したら相手に伝わらない』ということで中国語を独学で覚えたり、売上目標を達成するため、『コツコツと当たり前のことを行うだけ』など、真摯に生きることを全うしている人という印象を受けた」とのことだ。
乾杯の音頭を取ったのは、BCNの奥田芳恵社長。乾杯前には「高橋会長は『仕事は夢だけでは成り立たない。でも、夢を見ながらの方がおもしろい』と、まさにロマンとそろばんを40年にわたって両立させている」と述べたほか、須藤社長体制となった今、「100年企業を掲げていることから、守りに強く、そして新しいことにもチャレンジする力持っている。須藤社長の思い描く企業像がインターコム様の姿勢に表れている」とメッセージを送った。
イベントの歓談中には、インターコム幹部陣の紹介があったほか、女性ジャズ・サックス奏者の堤智恵子氏による演奏など、会場が盛り上がる企画も実施された。
最後の挨拶では、須藤社長が登壇。「私を含めて、今回は女性の方の登壇がほとんど。実は「たまたま」ではあるが、このような「たまたま」が日本中で日常的に起こればいいと思っている」と話した。