三井住友カードは、4月から、オールインワン決済端末「stera terminal」の直営郵便局への設置を開始した。2023年秋までに、すべての直営郵便局約2万局に約2万6000台を設置し、キャッシュレス決済の導入を全面サポートする。

2023年秋までに約2万6000台を設置

　近年、日本国内でキャッシュレス決済は急速に普及している。経済産業省によると、2022年のキャッシュレス決済比率は10年前と比べて倍以上の36.0％に上昇した。また、キャッシュレス決済の普及にともない、顧客の支払い手段も多様化している。

　こうしたなか、三井住友カードは1台でクレジットカード・電子マネー・コード決済など多様な決済手段に対応するオールインワン決済端末「stera terminal」を提供し、顧客のあらゆる決済ニーズに応えている。
 
　一方、キャッシュレス決済を導入している直営郵便局は都市部を中心に約8600局にとどまっており、現金のみの取り扱い対応となっている窓口が数多く残っているため、国内外の幅広い顧客がスムーズに郵便料金や買い物代金を支払うことができる環境づくりが課題となっていた。

　これを受け今回、すべての直営郵便局の窓口へ、三井住友カードのオールインワン決済端末「stera terminal」を設置することとなった。2023年秋までに約2万局の窓口へ、約2万6000台を設置する予定。

　キャッシュレス決済の対象支払いは、郵便料金または荷物（ゆうパック、ゆうメールなど）運賃の支払い、切手・はがき・レターパックなどの販売品（印紙を除く）の支払い、カタログ・店頭商品などの物販商品の支払い。これにより、郵便局の窓口に来局する幅広い顧客のスピーディーな支払いを実現する。