暑くなってくると、エスニックの味が恋しくなるのは筆者だけだろうか。世界中の料理を手軽に楽しめる商品がある場所といえば、やはりカルディ。ということで足を運んでみたところ、タイ料理のカップ商品が目にとまった。お湯を注ぐだけで本格的な味わいが完成するという3種類を実食してみよう。
内容はカップに入った油揚げめんに調味パウダー、チリペーストがセットになっている。ふたを半分まではがし、全ての材料を入れてからお湯を入れ3分待ったら完成。最初は固まっていたチリペーストも3分後にはすっかり溶けてスープになじんでいた。
よくかき混ぜるとハーブやスパイスの香りがふんわりとのぼってくる。一口目から結構辛さがガツンとくる。そのあとに酸味が感じられた。商品名に「クリーミー」とあるようにココナッツのようなまろやかさもあるのだが、原材料にはないため調味料で調整しているのだろうか。
具材は乾燥小エビやコリアンダーパウダーが少し入っている。具だくさんで大満足というわけにはいかないが、スープがおいしいので麺だけでも十分満足できた。
こちらは麺にかやく、調味油、調味パウダーがセット。まずはかやくだけを麺の上にのせ、3分待機。その後湯切りをして、残りの調味料を混ぜていく。調味油からはバジルのいい香り。完成が楽しみだ。
やはりバジルの存在感が大きい。一口ごとにチリパウダーや唐辛子の辛さとバジルの刺激がピリピリと感じられ、後味も辛さが残った。具材は小麦たんぱくと乾燥人参。これがあまり存在感がなく、少し残念だった。ガパオといえば、パッケージにもあるようにたっぷりのひき肉のイメージがあるため物足りなさを感じてしまう。味はおいしかったが、麺だけでは途中で飽きてしまったので、具材を別途用意したいところだ。
お米と具材はすでにカップに入っているので特製オイルを取り出しお湯を注いで5分待ち、仕上げに特性オイルをかける。見た目は変わらないが、魚介の香りが引き立つように。思ったより水分が多く、スープカレーのような仕上がりとなった。
もちもちと歯ごたえのあるお米にスパイスの効いたカレー、具材がたくさん入っている。カニの味かは正直分からないが、シーフードカレーを彷彿とさせるほど、魚介の味わいは濃く出ている。具材はカニカマのような魚肉練り製品が存在感を放っており、そのほか時々感じられるネギや赤ピーマンのシャキっとした食感がアクセントに。スパイスが効いているが辛すぎず、最後までおいしくいただくことができた。
タイ料理に欠かせない「トムヤムクン」がカップ麺に
タイ料理といえば、欠かせないのが「トムヤムクン」。酸味と辛味とえびの旨味がくせになる現地でも人気の料理だ。そんなトムヤムクンを手軽に楽しめるのが、本場タイでも人気というインスタントカップ麺「クリーミートムヤムクンヌードル」。トムヤムクンスープにラーメンが入っており日本人でも親しみやすそうだ。内容はカップに入った油揚げめんに調味パウダー、チリペーストがセットになっている。ふたを半分まではがし、全ての材料を入れてからお湯を入れ3分待ったら完成。最初は固まっていたチリペーストも3分後にはすっかり溶けてスープになじんでいた。
よくかき混ぜるとハーブやスパイスの香りがふんわりとのぼってくる。一口目から結構辛さがガツンとくる。そのあとに酸味が感じられた。商品名に「クリーミー」とあるようにココナッツのようなまろやかさもあるのだが、原材料にはないため調味料で調整しているのだろうか。
具材は乾燥小エビやコリアンダーパウダーが少し入っている。具だくさんで大満足というわけにはいかないが、スープがおいしいので麺だけでも十分満足できた。
焼きそばのような湯切りをするタイプヌードル
続いては、ガパオがカップ麺になった「タイプレジデント ガパオヌードル」。ガパオというとライスを思い浮かべる人が多いだろうが、こちらは焼きそばのような湯切りをするタイプのヌードルだ。ガパオはハーブの名前で、バジルの一種を意味する。こちらのカップ麺にも、スイートバジルがたっぷり入っているとのこと。こちらは麺にかやく、調味油、調味パウダーがセット。まずはかやくだけを麺の上にのせ、3分待機。その後湯切りをして、残りの調味料を混ぜていく。調味油からはバジルのいい香り。完成が楽しみだ。
やはりバジルの存在感が大きい。一口ごとにチリパウダーや唐辛子の辛さとバジルの刺激がピリピリと感じられ、後味も辛さが残った。具材は小麦たんぱくと乾燥人参。これがあまり存在感がなく、少し残念だった。ガパオといえば、パッケージにもあるようにたっぷりのひき肉のイメージがあるため物足りなさを感じてしまう。味はおいしかったが、麺だけでは途中で飽きてしまったので、具材を別途用意したいところだ。
人気の定番料理「プーパッポンカレー」のインスタント版
麺2種類を食べたところで、最後は「スータイ プーパッポンカレーライス」。タイのシーフードレストランでは、人気の定番料理「Poo Pad Pong Curry(プーパッポンカレー)」がインスタントになったお米と具材が入った商品だ。本場タイでは、カレー粉と一緒にカニを炒め作る料理。お米と具材はすでにカップに入っているので特製オイルを取り出しお湯を注いで5分待ち、仕上げに特性オイルをかける。見た目は変わらないが、魚介の香りが引き立つように。思ったより水分が多く、スープカレーのような仕上がりとなった。
もちもちと歯ごたえのあるお米にスパイスの効いたカレー、具材がたくさん入っている。カニの味かは正直分からないが、シーフードカレーを彷彿とさせるほど、魚介の味わいは濃く出ている。具材はカニカマのような魚肉練り製品が存在感を放っており、そのほか時々感じられるネギや赤ピーマンのシャキっとした食感がアクセントに。スパイスが効いているが辛すぎず、最後までおいしくいただくことができた。