最近、注目度の高いスイーツの一つとしてあげられるのがチーズケーキ。多くのブランドからバスクやベイクド、レアなど、さまざまな種類の新商品が登場している。そこで注目したいのが、成城石井のチーズケーキだ。こだわりのオリジナルスイーツを数多く展開する成城石井だからこそ実現した新しい種類のチーズケーキが数多く販売されている。今回は、筆者が気になった「6種ナチュラルチーズの濃厚フォルマッジ」「マンゴーとゴジベリーの杏仁チーズケーキ」「フレッシュ瀬戸内レモンで作ったレアチーズケーキ」の3種類を実食したい。
開封した瞬間からチーズの独特な香りが強烈に漂う。表面はたっぷりのパルミジャーノ・レッジャーノで覆われており、こんがりと焼き上げているのが分かる。包丁を入れると上部はしゅわっと音が聞こえてきそうなくらい、ふんわりとしている。中央にいくにつれてしっとり、そして底はややかたさを感じられた。
ポロポロと崩れてしまい、上手に切ることができなかったのだが、なんとか形を保ったままカット。ひとくちいただくと、さまざまな種類のチーズの味わいが一気に押し寄せてくる。独特の酸味と程よい塩気が感じられ、まさにチーズをそのまま食べているよう。そこにケーキの甘さがほんのりと加わることで、おつまみとしてもスイーツとしても楽しめる独特な味わいとなっている。筆者の食べた中では、こんなにもチーズの味を楽しめるチーズケーキが初めてだった。
表面は粉チーズを焼き上げたのようなこんがりとした風味、中の生地がしっとりとしたチーズケーキ、底が少し固めのスポンジケーキと、食感もさまざま。また生地の中にはレッドチェダーの粒が入っており、さらにチーズの味わいを深めてくれる。濃厚な口当たりで、コーヒーではなくワインが合いそうだ。今までのチーズケーキの概念を覆すチーズたっぷりのスイーツはぜひワイン好きの方にも試してほしい。
表面には、マンゴーとパッションフルーツを混ぜ合わせたジャムにクコの実のコンポートをトッピング。クリーム色の生地にジャムのオレンジとクコの実の赤がきれいに映えており、見た目も美しい。開封するとマンゴーと杏仁の香りが強く、食べる前にはあまりチーズの風味が感じられなかった。
まずはマンゴーとパッションフルーツのジャムをすくって食べてみる。甘酸っぱくてフレッシュな味わいと香りは、本物のフルーツを食べているようだ。甘さと酸味がちょうどよく、ジャムだけの商品がほしくなるほどおいしい。底にはフォルマッジと同じく少し固めのスポンジが敷いてある。
肝心の生地は杏仁の主張がかなり激しく、チーズの酸味はほんのりと感じられるくらいだ。チーズの味を求める人には物足りないかもしれない。しかし、フレッシュなジャムとチーズの酸味、杏仁の甘さの相性は抜群。新たな味の発見に感動するはずだ。
透明でぷるぷるの瀬戸内レモンジャムとジュレは見た目にも美しく、売り場でもひときわ目を引いていた。開封するとレモンのフレッシュな香りが漂い、涼しげな気分に。レモンをそのまま絞っているとのことで、よく見るとレモンピールや果肉も入っており、味にも期待が高まる。
口に入れて、まず感じるのがさわやかなレモンの酸味。レモンピールの苦味や果肉の食感も残っており、レモンの魅力をまるごといただくことができた。はちみつとチーズの甘さは控えめで、さっぱりとしたレモンとよく合うようにできている。
ベースの生地はほかの2種類とは異なり、クッキー生地。さわやかでしっとりとしたケーキ部分に対して、サクサクとした食感がアクセントになっている。かなりレモンの主張が激しいので、甘いものが苦手な方でもさっぱり食べることができるはずだ。
チーズ好き必食!6種類のチーズでできた濃厚フォルマッジ
まずはチーズ好きにもスイーツ好きにも大ヒットするであろう、6種ナチュラルチーズの濃厚フォルマッジから実食。クリームチーズ、レッドチェダー、マリボー、ゴーダ、マスカルポーネを使用したチーズケーキに、パルミジャーノ・レッジャーノをふりかけて焼き上げた、チーズまみれのケーキだ。開封した瞬間からチーズの独特な香りが強烈に漂う。表面はたっぷりのパルミジャーノ・レッジャーノで覆われており、こんがりと焼き上げているのが分かる。包丁を入れると上部はしゅわっと音が聞こえてきそうなくらい、ふんわりとしている。中央にいくにつれてしっとり、そして底はややかたさを感じられた。
ポロポロと崩れてしまい、上手に切ることができなかったのだが、なんとか形を保ったままカット。ひとくちいただくと、さまざまな種類のチーズの味わいが一気に押し寄せてくる。独特の酸味と程よい塩気が感じられ、まさにチーズをそのまま食べているよう。そこにケーキの甘さがほんのりと加わることで、おつまみとしてもスイーツとしても楽しめる独特な味わいとなっている。筆者の食べた中では、こんなにもチーズの味を楽しめるチーズケーキが初めてだった。
表面は粉チーズを焼き上げたのようなこんがりとした風味、中の生地がしっとりとしたチーズケーキ、底が少し固めのスポンジケーキと、食感もさまざま。また生地の中にはレッドチェダーの粒が入っており、さらにチーズの味わいを深めてくれる。濃厚な口当たりで、コーヒーではなくワインが合いそうだ。今までのチーズケーキの概念を覆すチーズたっぷりのスイーツはぜひワイン好きの方にも試してほしい。
杏仁×チーズ!? で絶妙な組み合わせ
濃厚なチーズを満喫したところで、続いては商品名からもその味が気になるマンゴーとゴジベリーの杏仁チーズケーキ。ゴジベリーとはクコの実のことで杏仁豆腐によくトッピングされている赤い果実のこと。生地は、クリームチーズと杏仁豆腐を作る際に使われる杏仁霜(きょうにんそう)という粉を混ぜて作られている。表面には、マンゴーとパッションフルーツを混ぜ合わせたジャムにクコの実のコンポートをトッピング。クリーム色の生地にジャムのオレンジとクコの実の赤がきれいに映えており、見た目も美しい。開封するとマンゴーと杏仁の香りが強く、食べる前にはあまりチーズの風味が感じられなかった。
まずはマンゴーとパッションフルーツのジャムをすくって食べてみる。甘酸っぱくてフレッシュな味わいと香りは、本物のフルーツを食べているようだ。甘さと酸味がちょうどよく、ジャムだけの商品がほしくなるほどおいしい。底にはフォルマッジと同じく少し固めのスポンジが敷いてある。
肝心の生地は杏仁の主張がかなり激しく、チーズの酸味はほんのりと感じられるくらいだ。チーズの味を求める人には物足りないかもしれない。しかし、フレッシュなジャムとチーズの酸味、杏仁の甘さの相性は抜群。新たな味の発見に感動するはずだ。
夏に絶対リピート! 爽やかなぷるぷるジュレがチーズの濃厚さとマッチ
最後にいただくのは、フレッシュ瀬戸内レモンで作ったレアチーズケーキ。クッキー生地の上に瀬戸内レモン果汁を入れたレアチーズ生地、自家製の瀬戸内レモンジャム、はちみつジュレが乗ったこれからの季節に食べたいさわやかな一品だ。透明でぷるぷるの瀬戸内レモンジャムとジュレは見た目にも美しく、売り場でもひときわ目を引いていた。開封するとレモンのフレッシュな香りが漂い、涼しげな気分に。レモンをそのまま絞っているとのことで、よく見るとレモンピールや果肉も入っており、味にも期待が高まる。
口に入れて、まず感じるのがさわやかなレモンの酸味。レモンピールの苦味や果肉の食感も残っており、レモンの魅力をまるごといただくことができた。はちみつとチーズの甘さは控えめで、さっぱりとしたレモンとよく合うようにできている。
ベースの生地はほかの2種類とは異なり、クッキー生地。さわやかでしっとりとしたケーキ部分に対して、サクサクとした食感がアクセントになっている。かなりレモンの主張が激しいので、甘いものが苦手な方でもさっぱり食べることができるはずだ。