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一度の購入で2杯楽しめる「狭山茶割り」セット、新球場エスコン「七つ星横丁」で

グルメ

2023/05/11 16:30

 プロ野球北海道日本ハムファイターズの新球場「エスコンフィールドHOKKAIDO」の「七つ星横丁」にオープンした多幸が運営する貝料理専門店「焼貝あこや」に、埼玉県入間市産の狭山茶を使った新商品「狭山茶割りセット」が登場した。

2杯楽しめる「狭山茶割りセット」
(左:狭山茶割り、右:と焼酎の水割り)

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 多幸は入間市内や都内で飲食店を展開しており、今回、新商品として、埼玉りそな銀行入間支店の協力により、多幸、入間市茶業協会、入間市観光協会が連携し、入間市産狭山茶の緑茶ティーバッグを使用した「狭山茶割り」を、入間市観光大使「いるティー」がデザインされたオリジナルカップに入れて提供する。
 
「焼貝あこや」が出店する「エスコンフィールドHOKKAIDO」 
(C)H.N.F.

 「焼貝あこや」では、「狭山茶割り」を2杯楽しむことができる「狭山茶割りセット」をメインで販売する。この「狭山茶割りセット」は購入時に2つのカップが提供され、1つに緑茶ティーバッグ入り狭山茶割り、もう1つに焼酎の水割りが入っている。1杯目の狭山茶割りを飲み終えたら、水割りをカップに注ぎ足すことで2杯目も楽しめる。2回目でも色・香り・味が楽しめるティーバッグの特徴を最大限に生かすと同時に、購入に並ぶ手間を省略する工夫から、顧客の目線に立ったお得な販売方法でエスコンフィールドHOKKAIDOの名物ドリンクとして存在感を出していく。

 「狭山茶割りセット」の価格は1000円。1杯のみの「狭山茶割り」は600円。このほか、ソフトドリンクの「狭山茶」も450円で提供する。

 テイクアウト用の狭山茶割りのカップは、狭山茶の振興と入間市の知名度アップを目的として、入間市観光協会が1万個製作し、多幸に無償提供した。カップには茶娘の恰好をした入間市観光大使「いるティー」と入間市が主産地である狭山茶の茶畑をモチーフとしたデザインが施されており、ドリンクを入れると狭山茶割りの鮮やかな緑色が美しい茶畑を浮かび上がらせる。

 入間市は、「静岡茶」「宇治茶」と並ぶ日本三大銘茶の1つである「狭山茶」の主産地。入間市の金子台に広がる一面の茶畑は関東随一の広さを誇り、その美しい茶畑景観は市の魅力のひとつ。また、狭山茶は、文化庁が定める、地域で世代を超えて受け継がれてきた食文化として「100年フード」に認定された。入間市では、地元の特産品である狭山茶の振興を目的に2022年10月に「おいしい狭山茶大好き条例」を施行し、狭山茶をみんなで盛り上げることを掲げている。入間市は狭山茶を盛り上げる施策を多数実施しており、今回はエスコンフィールドHOKKAIDOでの事業展開を通して、香り・色・風味の良い狭山茶の認知向上、新たな販路拡大、市の知名度アップにつなげていく考え。
 
入間市金子台の茶畑(左)と摘み立ての狭山茶

 エスコンフィールドHOKKAIDOの「七つ星横丁」は、「試合後も飲んで食べて語れる全国の有名店が集う横丁」をコンセプトに居酒屋、寿司、中華など選りすぐりの10店舗が軒を連ねる飲食店街。試合が開催されている日のみならず、試合のない土日祝でも飲食できる(平日の試合がない日は「焼貝あこや」は定休日)。座席数は22席で、立ち飲みブースあり。
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