クレジットカード&タッチ決済の話題振り返り! 2023年4月のトピックス
2023年4月に話題になったクレジット/プリペイドカード関連のトピックスを紹介する。一部、5月発表の話題も取り上げる。
楽天証券と楽天カードは、楽天証券の投信積立「楽天カード」クレジット決済において、6月積立購入分(4月13日以降の積立設定分)から、信託報酬のうち楽天証券が受け取る手数料が年率0.40%(税込)未満の商品のポイント進呈率を、従来の0.20%から0.50%~1.00%に引き上げる。
競合となるオンライン証券会社への顧客流出を食い止め採算性の改善のため、昨年変更した特典内容を見直した。全積立対象商品のポイント進呈率が最大1.00%となり、「楽天カード」クレジット決済・「楽天キャッシュ」決済とあわせて最大月間10万円までキャッシュレス決済で投資信託を積み立てられる。
バローフィナンシャルサービスとジェーシービー(JCB)は、4月11日から「JCBのタッチ決済」を搭載したJCBブランドのクレジットカード「Lu Vit クレジットカード」の募集を開始した。
Lu Vit クレジットカードは、200円につき1ポイントの基本ポイントに加え、バローグループやアレンザグループで税別200円ごとに1ポイントがたまる、年会費無料のクレジットカード。オンライン入会申込からカード番号などの発行までが最短5分で完了する「モバイル即時入会」と、カード情報が券面に印字されない「ナンバーレスカード」に対応し、23年12月31日まで、「⼊会後1年間のポイントが増量」といった特典満載の新規入会キャンペーンを実施する。
LINE Payは、年会費無料のクレジットカード「Visa LINE Payクレジットカード(LINEクレカ)」で利用できる「チャージ&ペイ」のLINEポイント還元特典(ポイント還元)を4月30日に終了した。5月1日から6月30日まではLINEポイント0.5%還元に加え、一人あたりLINEポイント最大5万ポイント、総額60万ポイントが抽選で当たる「『チャージ&ペイ』ご利用キャンペーン」を開催する。
対象の支払方法は、コード支払い・オンライン支払いで、請求書払いは対象外。キャンペーンとして少なくとも6月末までは従来同様、ポイント還元は続くので、今年5月のLINE Payのポイント付与ルール変更は改悪とは言い切れないだろう。ただ、22年11月に発行開始した、月500ポイントを上限に「チャージ & ペイ」の利用でLINEポイントを5%還元する「Visa LINE Payクレジットカード(P+)」もあるので利用スタイルに合ったほうを選ぼう。
なお、PayPayは23年8月1日(予定)から、PayPayカード/PayPayカード ゴールド以外のクレジットカードを支払元に設定した決済が利用できなくなると発表した。この変更に先立ち、7月初旬(予定)からクレジットカードの新規登録を停止する。楽天ペイと楽天カードの組み合わせのように、PayPayは同じ「PayPay」ブランドを冠したクレジットカードとの連携を強化していく。(BCN・嵯峨野 芙美)
大阪・関西万博、国際博覧会初の「完全キャッシュレス」へ
2025年国際博覧会協会は、国際博覧会としては初の試みとして2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の会場内でキャッシュレス決済を本格導入する。普及しているキャッシュレス決済手段(クレジットカード、IC型電子マネー、コード決済)に加え、オリジナルの「EXPO 2025 デジタルウォレット」を導入する計画。SNSの一部では「オリジナル決済は要らない」という声も上がったが、「完全キャッシュレス」に対しては好意的に受け止める人のほうが多かった。楽天証券と楽天カードは、楽天証券の投信積立「楽天カード」クレジット決済において、6月積立購入分(4月13日以降の積立設定分)から、信託報酬のうち楽天証券が受け取る手数料が年率0.40%(税込)未満の商品のポイント進呈率を、従来の0.20%から0.50%~1.00%に引き上げる。
競合となるオンライン証券会社への顧客流出を食い止め採算性の改善のため、昨年変更した特典内容を見直した。全積立対象商品のポイント進呈率が最大1.00%となり、「楽天カード」クレジット決済・「楽天キャッシュ」決済とあわせて最大月間10万円までキャッシュレス決済で投資信託を積み立てられる。
バローフィナンシャルサービスとジェーシービー(JCB)は、4月11日から「JCBのタッチ決済」を搭載したJCBブランドのクレジットカード「Lu Vit クレジットカード」の募集を開始した。
Lu Vit クレジットカードは、200円につき1ポイントの基本ポイントに加え、バローグループやアレンザグループで税別200円ごとに1ポイントがたまる、年会費無料のクレジットカード。オンライン入会申込からカード番号などの発行までが最短5分で完了する「モバイル即時入会」と、カード情報が券面に印字されない「ナンバーレスカード」に対応し、23年12月31日まで、「⼊会後1年間のポイントが増量」といった特典満載の新規入会キャンペーンを実施する。
LINE Payは、年会費無料のクレジットカード「Visa LINE Payクレジットカード(LINEクレカ)」で利用できる「チャージ&ペイ」のLINEポイント還元特典(ポイント還元)を4月30日に終了した。5月1日から6月30日まではLINEポイント0.5%還元に加え、一人あたりLINEポイント最大5万ポイント、総額60万ポイントが抽選で当たる「『チャージ&ペイ』ご利用キャンペーン」を開催する。
対象の支払方法は、コード支払い・オンライン支払いで、請求書払いは対象外。キャンペーンとして少なくとも6月末までは従来同様、ポイント還元は続くので、今年5月のLINE Payのポイント付与ルール変更は改悪とは言い切れないだろう。ただ、22年11月に発行開始した、月500ポイントを上限に「チャージ & ペイ」の利用でLINEポイントを5%還元する「Visa LINE Payクレジットカード(P+)」もあるので利用スタイルに合ったほうを選ぼう。
なお、PayPayは23年8月1日(予定)から、PayPayカード/PayPayカード ゴールド以外のクレジットカードを支払元に設定した決済が利用できなくなると発表した。この変更に先立ち、7月初旬(予定)からクレジットカードの新規登録を停止する。楽天ペイと楽天カードの組み合わせのように、PayPayは同じ「PayPay」ブランドを冠したクレジットカードとの連携を強化していく。(BCN・嵯峨野 芙美)